ニュース1週間まとめ 2017年第30週(7月24日~30日) | 怠け者のつぶやき

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今まで勉強してこなかった怠け者が
今更だけど本でも読もうか、ってことで色々と
本を読んだりニュースを気にしたりしてつぶやいてます。

①北朝鮮、弾道ミサイル発射

 7月28日から29日にかけての深夜に2度目のICBMと思われるミサイルが発射された。これまでで最高の高度に達しており、アメリカ本土へも到達する可能性が高く、北朝鮮のミサイル技術の進歩が確認されている。

②内閣支持率続落

 加計学園の疑惑等を背景に、内閣の支持率が低下している。閉会中審査もあったが、国民を納得させる意見とはならなかった。

③稲田防衛相が辞意

 7月28日に、稲田防衛大臣が辞意を表明した。PKOに派遣している自衛隊の日報隠ぺい問題や、自身の東京都議選時の問題発言などを背景にしている。

④蓮舫民進代表が辞意表明

 民進党の蓮舫代表が7月28日、辞意を表明した。本人は関係ないとコメントしているが、二重国籍問題、東京都議選の敗北や、野田幹事長の辞意等が関連していると考えられている。

⑤習氏、「党主席」復活提案へ

 中国の習近平総書記は、毛沢東氏が退いてから空白となっていた党主席の復活をこの秋の党大会で提案するようだ。自身の権力をより強固なものにする狙いが見られる。

⑥連合、「脱時間給」容認を撤回

 連合の神津会長は、脱時間給を容認していたのを一転、見送る方針となった。傘下の労働組合が反発した為の判断だと言う事。

⑦米国冷凍牛肉に緊急輸入制限 関税上げ

 アメリカ産の牛肉が、輸入制限値を超えた事から、関税の値上げをすることを決定した。オーストラリア産の牛肉が干ばつの影響で値上がりし、アメリカ産の牛肉の輸入量が増加したためである。

⑧アメリカ2017年成長予測2.1%に下方修正

 アメリカの2017年の成長予測は、4月より0.2%下方修正した2.1%となった。トランプ大統領の公約であるインフラの整備が進んでいないことが背景となる。

⑨優遇関税、途上国以外にも

 途上国からの輸入を優遇する特恵関税を、途上国以外にも拡大する事を決めた。2019年に中国やブラジルが特恵関税の対象から外れる事に伴い、輸入業者の負担が増加する事を考慮した形だ。多くを占めるのは鉱工業品で、ポリエチレンテレフタレート等が含まれる。

 

⑩相模原殺傷事件から1年

 津久井やまゆり園の入所者19人が刺殺されるなどした事件から7月26日で1年が経った。犠牲者にあった被害者への献花が行われ、170人が参列した。犯人の植松聖被告は当時26歳で、「障害者はいなくなればいい」という主張で犯行に及んでいた。

 

まとめ

  北朝鮮のミサイルは今年に入ってからも何度も発射されており、特に今回は完全に予想外だったようだ。もし本当に狙われていたらと思うと背筋が凍る。国会での審議は加計学園等の事よりもこちらの方が時間を取って対策を取るべきない様だと思う。今週は稲田防衛大臣の辞任、安倍総理の支持率が低下していくという政治に安定感が掛けてきはじめた所にこのような事になった。岸田外相が暫定的に兼務すると言う事だが、次週の内閣改造の際は、ぜひとも適切な人物を就任させてほしい。

  一方で野党の方は蓮舫代表が辞任。遅すぎるという意見もあるようだが、まずはしっかりと辞任された事は評価したい。私は辞めない時に「何で辞めないんだ」、辞めたら「辞めるのが遅すぎる」と言う風に言うのはあまり好きではない。辞めなかったのは過去の事で、その時に評価は済んでいる。終わった評価をもう一度ほじくり返しても無駄だと思うからだ。ともあれ、提案路線と語っていた当初目的は果たせず、他者に厳しく自分達には甘い事は良く見えたと思う。結局何がしたいか分からない党であり、自分達の主張はなく批評家になるという事を見れば、与党にしたいと思う国民はほぼいないと思う。次に代表になる人は、これまでの1年を総括してほしい。一方で、蓮舫氏は衆議院に比例で出る準備ができたと考えている。代表の状態で小選挙区に立候補し敗退、比例復活では目も当てられないので(そんな人もいたが)、それを避けるためとも邪推できそうだ。

  アメリカの成長率は2.1%で下方修正と日本からしてみればうらやましい。日本も経済成長をする見込みがあればもっとお金を使うのに。相変わらず、デフレではないと言われるが、国民の貯蓄思考が変わらない限り、実感はわかないのだろうな。どうすればお金を使う気になるかな。