ニュース1週間まとめ 第51週(12月12日~18日) | 怠け者のつぶやき

怠け者のつぶやき

今まで勉強してこなかった怠け者が
今更だけど本でも読もうか、ってことで色々と
本を読んだりニュースを気にしたりしてつぶやいてます。

①日ロ首脳会談

 ロシアのプーチン大統領が安倍首相の地元山口県へ宿泊し、首脳会談を行った。ロシアへの経済協力については話が進んだようだが、北方領土問題については多くを語らず、難しい局面が続いている。

②年金・IR推進法案成立へ

 国会で審議されていた、年金法案とIR推進法案が可決される事となった。年金法案は、物価に応じてではなく所得に応じて変更する事ができるようになり、IR推進法案はカジノを解禁する事が骨子となる。

③アメリカで1年ぶり、0.25%利上げ

 アメリカFRBは0.25%の利上げを決定した。アメリカの経済が回復してきた事から利上げを行う時期が来たとの判断だ。

④円安株高続く

 円は117円台、株は19000円台を超えた。トランプ氏が大統領選で勝利してから、円安株高は進み続けている。

⑤非正規にも賞与

 同一労働同一賃金の働き方改革の一つとして、非正規労働者への賞与を行う旨を政府が発表した。

⑥天皇退位は今期限りの特別法

 天皇陛下の退位については、特別法で行うものとし、恒久的な法律にはしない考えだ。

⑦NY原油が一時54ドル台半ばへ

 原油価格は、各国の減産合意により、上昇がみられている。

 

まとめ

 今週最大のニュースはロシアのプーチン大統領が来日された事だ。しかし来日が約2時間半遅れる等色々と駆け引きをしているようだ。プーチン大統領が来日するのは11年ぶりだそうだ。アメリカ議会での演説や、真珠湾の訪問、オバマ大統領の広島来日など、外交に非常に力を入れている安倍首相の成果だとおもう。確かに安倍首相がこれまで劇的な交点をする様な事をしてきたとは思わないが、民進党の代表ではこうはいかなかったのだろうと思わせるには十分な成果をあげているとは思う。支持率も60%弱を堅持しているし、まだまだ国内では敵なしの状態だ。早く安倍首相を引きずり降ろせる人間が現れてほしい。

 一方で天皇陛下の退位については、残念な結果だ。政治的な駆け引きに使われる可能性があると言う事、状況が変わる将来の事を考えると恒久法は難しいと言うが、次代の天皇でも同じ問題が起きる事は分かり切っている。天皇陛下のご公務については、ご自分で考え量が増えすぎてしまっている事であり、減らすことも可能だ。という残念な考え方が「有識者」の間では一致した意見の様だ。これは退位ができるかどうかを考える会ではなく、どうすれば恒久法として退位をする事ができるようにするかを考える会にすべきであったと思う。結論ありきではいけないと言われるかもしれないが、また同じ様な事で30年後位に話さなければいけないのであれば、また特別法で処理するという事になるだろう。普通の労働者は60歳で定年、自営業は自分の意思で仕事を辞める事ができる。それなのになぜ天皇陛下は死ぬ以外に仕事を辞められないのは妥当なのか?「有識者」とは何を以て「有識」なのか?まったくもって疑問でならない。