ニュース1週間まとめ 第48週(11月21日~26日) | 怠け者のつぶやき

怠け者のつぶやき

今まで勉強してこなかった怠け者が
今更だけど本でも読もうか、ってことで色々と
本を読んだりニュースを気にしたりしてつぶやいてます。

①トランプ次期大統領はTPP脱退を再度表明

 トランプ氏は、TPPに批准しない事を改めて強調した。トランプ次期大統領の意向では、TPPの様な多くの国の枠組みではなく、2国間での貿易協定を結んでいく方針であることを明かしている。

②配偶者控除150万円

 女性活躍の為の壁となっている配偶者控除を、現在の103万円から150万円まで引き上げる方針を政府が提示した。150万円を過ぎても段階的に控除額を下げる事で、手取り額の逆転が起きない様にも配慮を行い、201万円まで一部は控除される方針だ。一方で年収1120万円~1220万円を超える場合は配偶者控除が適用されない様になり増税となる事を検討している。民進党では、対案として配偶者控除の廃止を訴えている。

③福島廃炉、賠償費が20兆円を超える

 福島原発の賠償費は20兆円を超えており、リストラ等の自助努力だけでは賄いきれない事が分かっている。不足する分は、電気料金の値上げや税金から支払われる。

④円安113円台突入

 トランプ次期大統領が選挙に勝利してから、円安は113円台まで進んでいる。

⑤朴大統領弾劾へ

 韓国では、野党が朴大統領を弾劾する方向で調整している事が分かった。弾劾を行うためには国会の3分の2である200人が必要となるが、この為には与党からも20人以上賛成が出なければならない。期間も約半年かかる事から、審理している間に任期を迎える事も懸念されている。

⑥カストロ前議長死去

 キューバ革命の立役者、フィデル・カストロ前議長が11月25日に死去していた事が発表された。90歳だった。今後は12月4日に故人の遺志である火葬を行われる予定である。

⑦都心で初観測の積雪

 11月としては観測史上初の都心での積雪があった。足元の滑りやすさなどから交通等に様々な影響が出ている。

 

まとめ

 トランプ次期大統領によるドル高の過熱具合が止まる事を知らない。まだ何もしていない内から過熱すればするほど、就任後の反動が来るのではないかと思っている。逆に言えば、就任まではこのまま進むのではないかと考えている。海外に住んでいる身としては、急激な円安は生活が非常に苦しくなるので困る。113円は既に若干安すぎると感じる値だ。

 一方で配偶者控除拡大については、歓迎したい。世帯年収が多い家庭では増税となるのは再分配の考えからして仕方ないと思う。再分配に力を入れると言っていた民進党は逆に配偶者控除を廃止すると主張しており、これを教育の無償化へ当てると言う事である。財源としてさらに消費税増税の内の1%と国債の発行により賄うというアイデアだ。しかし低所得者の増税を行う根拠がいまいち分からない。将来へ不安を持っている家庭に対しては減税を、余裕のあるところからは増税をするのは基本では?とりあえず自民党と違う事を言っておこうという浅い考えの様な気がしてならない。その他にも、民進党は未だにTPPについて審議している事やトランプ次期大統領と会談をして成果があったと言う安倍首相を非難している。TPPについて審議をしなければもしアメリカが方向転換をした時に舵とりができないし、トランプ次期大統領と会談した事はそれ自体に意味があるのであって、会談してどんな成果があったのかなどと批判するのはお門違いだと思う。こういうずれた話しかできないから民進党への期待は高まらない。もし現在民進党が政権を取ったら右往左往してしまうのが目に見えている。軸がなく周りの状況に流されているだけだからだ。一方で年金に対しては、カットするのを批判。年金額が増えていくのをどう抑制するか議論しなければいけないのに、減らす事を批判していたらそれは安倍首相から「こんな議論は無駄」と言われてしまう。それを上から目線という蓮舫代表は本当に論点ずれまくりである。蓮舫代表は来月で就任3カ月が経つが、どんな成果を出したのだろうか?総括を行ってもらいたい。