準決勝第1試合に続き、立ち上がりから苦しい戦いとなる。2フレで大石がストライクをとるも、続かないため大きな差とはならない。遅れていた酒井は、2フレと6フレで厚めに行ってしまい、同じ様なスプリットの形としてしまって30ピン差と逆転が苦しくなる。1位争いをしている寺下と大石は、大石が先にダブルを出すも、寺下がダブルを返して9フレが終わった時点で10ピン差と僅差。しかしながら、10フレ寺下がストライクを2回だし、大石は巻き返す事ができず。寺下は1回戦247、準決勝224と立派な成績を残した。大石は、なんとか200を超え、全体3位の成績でワイルドカードの決勝進出。寺下のボールは力強くて非常に調子が良い事を感じさせる。大石は、先行する事ができているものの相手に追いつかれる形が1回戦とともに目立った感じがする。こういう場合はメンタル的な部分が大きくなっていくため、相手が付け入るすきのないようコントロールしてもらいたい。酒井は、同じ様なミスがたたってしまい177のロースコアに終わった。最後のパンチアウトでなんとか面目躍如と言ったところだが、それまでの内容はストライク1回と非常に悪い。酒井はボールのスピードも遅く、曲がりもあまりない投球の為か頼りなく感じる。それでも応援しているので、次こそは勝ってもらいたい。