姫路麗プロ
森彩奈江プロ
寺下智香プロ
1.試合前インタビュー
①森彩奈江
ちょっと駄目だと思っていたのでチャンスが巡ってきた。シーズンチャンピオンになりたくてそれを目標にして頑張ってきたので、その目標を今日つかみたい。
②姫路麗
開始時からのメンバーからの自分と、アマチュアからプロになった森と、勢いのある若い寺下と色々なメンバーでやれて面白い。その中で自分が優勝したい。
③寺下智香
いずれはシーズンチャンピオン決定戦に出たいと思っていたので、優勝目指して頑張る。
2.試合展開
1フレは森、寺下の2人がストライクでスタートするも、序盤は誰もダブルを取れない我慢の展開。森は直前の準決勝の時と同じ様に少しヘッドピンを外しており、ピン差で3位。
寺下は右のレーンではストライクは続くが、6フレでようやく左のレーンで初めてのストライクし初のダブル。ここで姫路が右のレーンでストライクを出す。そこから寺下はターキーを出し2人を引き離しにかかるが、姫路は負け時とダブルを出す。1人ストライクが出ない森は我慢のボウリング。
終盤の第8フレーム、寺下の投球は厚くなりすぎてまさかのスプリット。しかもビッグフォーである。寺下はここをオープンとし、姫路はスペア、森はストライクで追い上げる。そして第9フレームは全員がストライク。ここで、8フレ―ムの得点が1位から3位まで4ピンと大接戦となる。
10フレームでの結果のみで決まるプレッシャーの中、寺下が投げた投球は惜しくも9ピン。次に投げた姫路はストライク。姫路はその後9ピンとするも215、寺下は201で終わった。森は1投目でストライクが来なければ優勝はできない中、結果は無情にも1ピンが残る。森は204ピン、姫路がシーズンチャンピオンとなった。
※寺下8フレ4-6-7-10(BIG4)
※姫路5フレ6-10
※森2フレ6-10、4フレ5-7-8
3.試合後インタビュー
①姫路麗
Pリーグではいつも貴重な経験をさせてもらっている。それにシーズンチャンピオン歴代チャンピオンはすごい人ばかりなので、自分も優勝ができてうれしい。
②寺下智香
全然敵う気がしない。まだ新人なのでこれを糧に成長していきたい
③森彩奈江
シーズンチャンピオンになりたかったので、悔しい。これをバネにまた優勝を目指す。
4.感想
応援していた森さんは9フレで追いつくところまでは頑張ることができたのだが、最後の1投目の集中力とプレッシャーに打ち勝つ力はトップとの違いなのだろうか。ちなみに9月の段階では姫路さんはJPBAランキング1位。森さんは21位、寺下さんは28位である。森さんは第5戦の準々決勝の時といい、あまり調子が良くない様であった中、踏ん張ってはいたが…残念だった。寺下さんはずっと240前後を叩いていた事を考えると、あまり良い結果ではなかった。