おはようございます。
鶴見和尋です。
yahooのトップ記事に「大王製紙、大幅減収へ」の文字。
私、大王製紙はもちろん、王子製紙、北越製紙など数社の製紙会社へ上質紙の引き合いを出したことがあります。
一昨年の話です。
2010年2月、チリで大地震が起きた事は覚えてらっしますか?
その影響でチリの原料メーカーが操業を止めたとかで世界的に紙不足になったようで、韓国のクライアントより上質紙の引き合いがあったんです。
このクライアント、韓国の官公庁の仕事を請け負っていたのでカタログなどに使用する上質紙が必要だとの事でした。
ちなにみ日本と韓国の上質紙を比べると韓国の方がかなり白い感じになりますので、日本の紙をそのままは使えません。
新たに韓国仕様の生産が必要なんです。
さて、その引き合い。
日本円で言えば月間8,000万円程の輸出の商いになります。
久しぶりの大型案件でしたので、かなり本気でした。
しかし、この製紙業界。
今までに経験したことが無いほどガチガチに縛りがあり、ルートが決められていました。
それこそ、王子製紙の本社にも訪問して掛け合ったり、直接が無理ならと最終的には三菱商事など商社を通じて各社へ打診したんです。
その頃の製紙会社。
ほとんどが減産してる中だったので製品自体が少なく、国内需要を対応するだけで精いっぱいという事もあったんですが。
それでも全く相手にされない感じです。
各社の対応は、韓国のメーカーであれば韓国にも代理店があるのでそこから直接買うようにと、取り合ってももらえません。
韓国メーカーおよび韓国にある日本の製紙会社の代理店では数量があつまらない為に、直接私に打診があったんですが、結局のところこの案件はクローズとなりました。
この時に、この業界の閉鎖性を感じたんですが、まさか大王製紙がこのような状況になるなんて思ってもみませんでした。