連休って怖い | 貿易のお仕事しています!

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おはようございます。

 

鶴見和尋です。

 

皆さん、そろそろお休みモードではありませんか?

 

まだまだ数日あるのでそれどころじゃないなんて怒られそうですが。(笑)

 

さてこの時期でも輸入の商品は、年間通して同じスケジュールで進む船に載ってやってきます。

 

お正月でも関係ありません。

 

船に関係している方たちは、それこそお正月休みなんて関係なくお仕事をされてます。

 

本当に頭が下がりますね。(感謝)

 

この期間は船から降ろされたコンテナが港に山積みになってしまうのですが。

 

そうなると、何が怖いかって。

 

 

正月明けの通関、コンテナドレー(配送)の予定が組めないと言う事がとても困ります。

 

お正月明けにこの貨物達が一気に移動する事になるので当然ですね。

 

また、場合によってはデマレージが発生することがあります。

 

デマレージ??

 

聞きなれない言葉ですね。^^

 

このデマレージ(Demurrage)ですが貨物の保管超過料金のことをいい、船会社がコンテナや貨物を早く引き取ってもらうために設定している保管料なんです。

 

 

簡単に言うとレンタルDVDの延滞料と一緒ですね。

 

そもそも貨物が港に入港するとフリータイム(無料保管期間)という期間が設定されます。

 

基本的に5日くらいですが。

 

貨物はこのフリータイム内に通関の許可を貰って、港から出さないといけません。

 

それを過ぎるとデマレージが発生します。

 

デマレージ自体は船会社によって、まちまちなんですが、1日1,500円くらいで延長すればするほど一日あたりのデマレージが高額になってしまいます。

 

ですから休み中に貨物が大量にあると通関自体が遅れてしまい、またコンテナドレー(配送)の予定が遅れていけば、その分デマレージが掛ってしまいます。

 

こんなところでもコストが掛って来るんです。

 

怖いですよね。

 

ですのでお正月に掛ってしまう出荷については出来るだけお正月明けに港へ到着するような船に載せた方が良いんです。

 

もちろん納期に問題が無ければです。

 

 

以前、10年ほど前にJA○○さんに「牧草(飼料)」をコンテナ販売した事がありました。

 

港での売り渡し条件でしたので通関後、港に置いたまま販売したんです。

 

ですからJA○○さんは港から配送を手配して出荷しなければいけません。

 

ですが担当者が、そのまま放置していた様で船会社から輸入者である私のところへ連絡が来ました。

 

その期間なんと2ヶ月以上たってからです。

 

請求された金額は3コンテナ分で約150万円ほどだったと思います。

 

延滞料だけで150万って酷くないですか??

 

その時のJAの担当者さん「会社には話が出来ないので個人で支払う」と言って来ました。

 

これは何とかしないとと私も頑張りました。(笑)

 

船会社との話し合いで船会社にも落ち度を認めてもらい、この件はなんと無償ですんだんです。

 

150万円が0円です。

 

内心かなり「やった感」がありました。

 

これでJA○○さんとの取引も多くなるだろうと・・・。

 

確かにJAの担当者さんにはかなり感謝されたんですが。

 

その後注文は無くなりました。(笑)

 

 

なんでやねん。