うますぎる巻き舌音 | 昭和秘密基地帰還

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こどもの好奇心に乗っかって一緒に遊ぶズボラ母の育児日記

帰国後私はときどき中国語の勉強をしています。
せっかく中国語を覚えたので日本でHSKでも受けてみようかと思っているのです。

先日DVDで中国語の発音の練習をしていると
息子が突然DVDのまねをしはじめました。
日本人には難しい巻き舌発音の単語です。

口の中で舌をまるめる日本語にはない形なので
初めて中国語を習う人はなかなかうまく発音できないのですが、
息子のあまりにも美しい発音にびっくり!!







息子と北京で過ごした3年間。
我が家は子供のいる家庭ならほとんどが雇っているアイ(お手伝いさん)を雇いませんでいた。

赤ちゃんのころの息子はとても育てやすく育児が大変とは思わなかったので
週に二度ほどやって来るマンション付きのハウスキーパーで十分だったし、
何より他人が家に入って来ることに抵抗があったのです。


アイを雇っている日本人家庭のお子さんは2歳近くなると
中国語を理解し中国語でのコミュニケーションを取れるようになるのですが
息子は中国語をそんなに理解できませんでした。
それでも子供好きの中国人や私の中国人に友人と会うごとに少しずつ単語を覚え、
帰国する頃は簡単なあいさつはできる程度になりました。

でも身近に中国人がいて頻繁に会話のやりとりをしていた子と比べると発音は思い切り和製中国語。
息子の発音は、初めて中国語を習う人が陥るようなダメ発音になるのです。

中国語を聞きとれるけど自分で発音はできなかったんです。


なぜ今になってこんな発音ができるようになったのか?
・・謎です。


この調子で私が勉強する姿を見て
すこしでも中国語に興味を持ってくれたらいいなと思います。