節約情報
先日、主婦と生活社の月刊誌、「すてきな奥さん」が休刊になった。その前に、学研の「おはよう奥さん」も休刊になっている。似た様な名前だけど、学研のほうが後発雑誌。節約情報を掲載している女性雑誌の編集者とむかし飲んだことがあるけど、みなさんきれいで華やか。銀座や青山のいい店をけっこう知っていた。昨日取材先でカメラマンと話していたら、節約情報の本を書いているある人もいい暮らしをしていると言っていた。創造的に本を作ったり書いたりしている人たちにとって、節約情報は生活を豊かにするための情報なのだろう。保身的で世界が狭いケチな人とはわけがちがう。ケチだけでは豊かになれないという事に気づく人が増え、節約雑誌の売り上げは落ちてきたのかもしれない。ケチな印象の節約雑誌が消えても、制限のある中で豊かな生活をする編集者はまた何か利益を生む市場を見出すだろう。実際に、婦人雑誌やブランド雑誌が低調でも、ナチュラル系の雑誌は売れている。お金というのは、持ち駒のひとつに過ぎない。たくさんのお金を持っていても、創造力のない人は幸せをつかむことがむずかしい。上手なお金の使い方を学ぶことは、世界を広げ生活を豊かにすることにつながるはずだ。世の中では、売り上げを伸ばそうとする人たちが、巧妙に商品を購入させている。まぼろしのような価値に左右されることなく、自分の視点で価値を見出せる人が、お金に追われず、気ままな生活を過ごすことができるのかもしれない。自分が何に価値を見出しているのか、なぜそういう価値観を持っているのか、意識的になることがその第一歩かもしれない。