第5回公演「2つの同じドア」
2007年8月9(木)~8月12日(日) at 吉祥寺シアター
作品内容:
<第一部>
私たちは子供の頃から沢山の事を教わります。
幼稚園、学校はもちろんのこと、両親から、兄姉から、知ったかぶりの同級生から、
そして友達が遊びに来ているお兄ちゃんの部屋のヒソヒソ声から。
その情報は何倍にも増えていきます。
でも、全てを「丸のみ」するわけにもいきません。
選ばなければならない時もあります。
中には間違った情報をもう何年も信じていた、なんてこともあるでしょう。
そして今まで全く知らなかった現実に突然出会います。
「性同一性障害」躰と心の不一致、どんな苦しみなのだろう、どんなに生きづらいことなのだろう。
いや他にもある、社会の中の矛盾や偏見と同じように、
どうやら、子供の頃の「どうして?」「何故?」に答えきれていない
大人の世界の歪さが要因しているのではないだろうか。
<第二部>
どこかの観光地、何かの災害があったのだろうか、公民館の一室に沢山の人が避難している。
そこは沢山の価値観が隣同士であり、短い期間ではあるがそこでのルールも必要になる。
いつしか1人の人物の性別を巡って、様々な憶測が飛び交う。
「性同一性障害」を初めて知る人、面倒だと考える人、理解しようと努める人、
避難という事態も忘れ、そこに居る人たちの「これまでの生き方」がひしめきあっている…
「性同一性障害」という問題が、他の沢山の問題と同一線上にあるかのように芝居はふと終わっていく。
キャスト:(役名は第二部脚本内でのもの)
高沢/月嶋紫乃 佐藤/冴瑪悠 川上/原田夕遠 園田/荒木佐知子 佐々元/大谷尚子
大河内/博田章敬 滝本/羽田真 田中/篠原憲作 里中/上田喜美 戸田/しろかあお
松沢/美夏夜(東京映画社)
スタッフ:
構成・演出 花房徹
舞台装置 志田原貴子
照明 田向澄男・横佩彩
音響 上田道崇
舞台監督 小嶋次郎
ヘアメイク 山口勇(PAZOO)
演出助手 アサト
劇中歌作曲 篠原憲作
制作 根本ハイジ(3LDK)・さんま
協力 シミズデザイン・鶴田茂高・高見沢公子・TORI-TO・PAZOO・真多京子