海洋再生ポリエステルの反物を触ると、光沢よりも繊維のしっとりした感触が印象的でした。大阪市の卸業者様は、この質感を活かした企業ノベルティに挑戦したかったのです。問題は“納期遅延”と“仕様ズレ”。同じ図面でも、工場によって仕上がりが微妙に異なるという悩みを抱えていました。
私たちはまず、素材の現物を送るところから始めました。図面上の数値では伝わらない“感覚のズレ”をなくすためです。海洋再生ポリエステル(rPET)やオーガニックコットンなど全10種のサステナブル素材を比較し、触って選べる状態を作りました。そこからは日本語での確認を重ね、仕様書の抜け漏れをなくしていきました。
この案件で一番意識したのは、納期ではなく“認識の一致”。仕様ズレが起きない設計を作ることで、結果的に納期遅延ゼロが実現できました。標準納期45日の中で、検品を全件実施しながら予定より2日早く完了。国内工場比でコスト約35%削減、利益率も15%改善できました。
ものづくりはスピードと品質の両立が難しいですが、小ロット案件では特に“一つの判断”が全体に影響します。私たちはそのひとつひとつの判断に伴走しながら、ブランドの信頼を支える仕事をしています。
💡 Lokinの製作メモ
・💡 小ロットの設計を安全に進めるには 完全オリジナル製作は300枚〜ですが、在庫リスクを抑えたい場合は既成品への名入れ100枚〜から始めるのが現実的です。最初の数ロットは“動きを試す期間”と捉えると、テスト販売にも余裕が生まれます。
・💡 納期短縮は“初動”がすべて 企画段階で印刷方法(シルクスクリーン・熱転写など)を確定しておくと、検証を並行して進められます。急ぎ案件では“決定スピード>作業スピード”が鍵になります。
・💡 環境素材を選ぶときの確認ポイント 海洋再生ポリエステル(rPET)はGRS認証があるものを選びましょう。CSR報告書に記載できるだけでなく、取引先説明でも信頼性が高まります。素材証明を一緒に提出できるOEMは安心です。
物づくりは、焦らず伴走するほうが結果的に早く進みます。納期を守ることは技術よりも、信頼の積み重ねです。もし次の一歩に迷ったら、いつでも相談してください。
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Founder: 呂 欣 (Lokin)

