So Far Away
Carol Kingの"So Far Away"という曲を聞いている。名曲である。この物悲しくて内向的な感じは、世界各国の中でもとりわけ日本でウケるような感じもする。曲がマイナー調というのも、日本でウケるための必須の条件の一つである。というかこの詞は、平安時代辺りの日本古典でよく扱われる「あの人は行ってしまった」的な離別の主題そのものなような気もする。
詞とその訳については、このサイトがとりあえずベストと思われる。見習いたい翻訳技術である。
http://www.eigo21.com/03/pops/sfrwy.htm
この詞の中で個人的には、Traveling around sure gets... の段落から次の段落に移る辺りが好きである。それまで終始ネガティブな気持ちを歌っているのだが、この段落の最後のところで「私には夢がたくさんある」と、少しだけ強さを取り戻している。それ自体は決して強がりでも何でもなく、本当に自分の中にある前向きな気持ちなのだろうが、しかしそれもわずかの間しか持たず、次の段落ですぐにネガティブな気持ちに戻ってしまうのである。
こうした心の動きはもちろん男女を問わず経験するものだろうが、それでも非常に女性的な感じがする。そして男性からすると、こういう女性というのは「守ってやりたい」と思わされる類なのではないか。中には若干「ツボ」な感じの男性もいるのではとも思われる。
いずれにせよ、先ほどこの曲は日本ウケするのではないかと書いたのだが、それは決して何か悪い意味で言ったわけではない。確かに「内向的」というと、しばしば「暗い」という印象になり易いのだが、本来外向的か内向的かというところに優劣があるようなものではない。むしろこういう内向的な表現に敏感な特質が日本にあるとして、下手をすればそれが千年以上に渡って何らかの蓄積をしてきたようなものだとしたら、それはこれからもどんどん肯定して育てていかなければならないと思う。
詞とその訳については、このサイトがとりあえずベストと思われる。見習いたい翻訳技術である。
http://www.eigo21.com/03/pops/sfrwy.htm
この詞の中で個人的には、Traveling around sure gets... の段落から次の段落に移る辺りが好きである。それまで終始ネガティブな気持ちを歌っているのだが、この段落の最後のところで「私には夢がたくさんある」と、少しだけ強さを取り戻している。それ自体は決して強がりでも何でもなく、本当に自分の中にある前向きな気持ちなのだろうが、しかしそれもわずかの間しか持たず、次の段落ですぐにネガティブな気持ちに戻ってしまうのである。
こうした心の動きはもちろん男女を問わず経験するものだろうが、それでも非常に女性的な感じがする。そして男性からすると、こういう女性というのは「守ってやりたい」と思わされる類なのではないか。中には若干「ツボ」な感じの男性もいるのではとも思われる。
いずれにせよ、先ほどこの曲は日本ウケするのではないかと書いたのだが、それは決して何か悪い意味で言ったわけではない。確かに「内向的」というと、しばしば「暗い」という印象になり易いのだが、本来外向的か内向的かというところに優劣があるようなものではない。むしろこういう内向的な表現に敏感な特質が日本にあるとして、下手をすればそれが千年以上に渡って何らかの蓄積をしてきたようなものだとしたら、それはこれからもどんどん肯定して育てていかなければならないと思う。