あした
さいきん
泣き顔とケンカばかり増えて
キスが減ってる
意地はってひっこみつかなくなって
ごめんねのタイミング逃したままで
ほんとうは大好きなのに
すきまがなくなるくらい抱きしめたいのに
さみしいよ
あたしがいなくなるとあなたはきっと困るけど
それ以上に困るのはあたし
だから
次はちゃんと
明日はちゃんと好きって言おう
足らないことばを
キスでうめよう
gone
夢をみた
少し髪を切ってた
たぶん
髪を切ってるとこのまえ聞いたせいだ
話し方も
手の内を見せない返答も
いかにもあなただった
まだ
そんなに時間はたっていないようで
実際こころの距離はずいぶん前からひらいてたし
とくべつ何かが変わったようには思わない
別に平気
近くにいて
離れた距離をいつも痛いくらい感じるより
顔を見なくて済む
本当に離れてしまった方がましだと
つくづく思う
今となっては
すべてまぼろしで
ひりつきだけを残して消えた過去だ
助手席も
横顔も
かぎ慣れたランドリーソープも
赤点滅の信号も
ハザードも
声も
ぜんぶ
全部
心の中の塵
少しずつ薄れていくの
そうゆうものだから
会いたいとは、もうあまり思わない
戸惑うだけだもの
何も生まない
何を思ったか には
全然興味がない とは言えないけど
こたえはきっと無いんだとおもう
たしかにあった時間はどこにいくんだろう
愛だと信じたものは
愛だと信じたかっただけでしがみついていただけの
それによく似た でもちがうもの
でも今は違うの
あたしはようやく愛を知り始めた
だから幸せ
でも
このしこりはきっと残るんだろうな