みなさまこんにちは。今日でおうち時間が80日目を迎えました。
今日はここ数日アメリカで起こっている人種差別抗議運動に関して、自分の経験を語ってみたいと思います。
私のカナダでの経験
私が初めてカナダに留学生として来たときは、白人が多い地域の学校に通っていました。
トロントから少し離れたオークビルという街にある小さな女子校でした。
学年の95%が白人、3-4%がアジア人、1-2%が黒人といった感じでしょうか。
多様な国として有名なカナダでも、かなり白人の割合が高い私立校でした。
今はもう少しアジア人が多い模様です。
その時はあまり人種差別など疑問に思わず、日本人だからと言って差別的な発言や、表立ってからかわれるということはありませんでした。あったとしても英語ができず気づかなかっただけかもしれません。しかし、差別的な発言は御法度ですし、そんなことを言ったら絶対にいけないという雰囲気がどこにでもありました。少なからず私の年代の白人の友達は、違う人種の人間を見て差別するようなことはありませんでした。カナダは移民を積極的に受け入れている国なので、私のような日本からきた日本人はかなりすんなりと受け入れられたのでしょう。幸せなことです。
自分のステイ先や学校を離れ、電車で30分ほどのトロント市街に行ってみると見る人全てが多様なこと!
チャイナタウンがあり、グリークタウンがあり、リトルイタリアあり、日本人街も少し離れたところにあります。みんながみんな、共存している光景が所々にありました。
カナダは多様性に富んでいます。イメージとしては、アメリカのメルティングポットというよりかは、モザイクと呼ばれ一人ひとりの文化が独立して共存していくという感じでしょうか。カナダにいるからといって、カナダに対する愛国心がないとダメだ、とか、肌の色で扱いが違うという実感は少なく、安心して暮らせる環境がありました。
とはいっても、差別がないわけではありません。先住民に対する差別もありますし、少し田舎に行ったりするとやはり白人がほとんどの場所がほとんどです。かといって冷たい目で見られた経験は私自身ありません。私は黒人でないので、カナダの黒人がどのような差別を受けているのか、恥ずかしながらわかりません。しかしはっきり言えるのは、移民が受け入れられるカナダでは、アメリカほどの激しい人種差別はないということです。
隣国アメリカで人種差別、特に黒人差別が頻繁に起こっていると知ったのは恥ずかしながら大学生の時でした。大学の選択授業で、ジャズミュージックについての授業をとったときに、アフリカ系アメリカ人の歴史を深く学ぶことになったのがきっかけでした。
今アメリカで起こっていること
今回アメリカで起こった黒人に対する警察の残虐な対応は今に始まったことではありません。
黒人奴隷貿易、南北戦争、奴隷制度撤廃を経て、南部では1964年までジムクロウと呼ばれる黒人と白人を差別化する州法が存在していました。
今年5月25日にミネソタ州、ミネアポリスでジョージフロイドという男性が警察の手によって首を膝で押さえつけられ、民衆が目撃している中殺された事件が発端で、全米各地で黒人差別に対しての抗議が広がっています。警察に対し、そしてこれまで黒人が我慢して来た不平等さに対し、黒人と白人が一緒になってデモをしているのです。
詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/maeshimakazuhiro/20200602-00181459/
黒人だからという理由でジョギング中に白人至上主義者により射殺されたり、警察に思いっきり殴られ死んだり、とあまりにも残虐な事件がアメリカでは日常的に起きています。
これは数百年の歴史の中で作られた人間の闇、人種差別が原因です。
今回アメリカで起きていることは、未だなお一部の人間に存在する黒人に対しての根深いヘイトが原因なのです。今私たちがどうにかして、黒人差別という負の連鎖を断ち切らなくてはいけません。
ご理解いただきたいこと
そこでこのブログの記事を読んでいらっしゃるみなさまに伝えたいことがあります。
- お問い合わせでよく、「他のアジア人がいないキャンプ・学校に行きたいです」と要望される親御さんがいらっしゃいます。中には「白人系のカナダ人が多いキャンプ・学校に行きたいです」とはっきりとおっしゃる方がいますが、トランジションズカナダはこのような要望にお応えいたしません。代わりに、英語を喋る子供がほとんどの、ローカルの子供が通うキャンプをお勧めいたします。その中には白人、黒人、ラテン系、アジア系カナダ人の子が含まれています。カナダは多様性に富んでいるので、白人系カナダ人だけがカナダ人でないことをご理解ください。
- 英語習得のため日本人が少ないキャンプを希望される方がいらっしゃいます。日本人の割合が少ないキャンプをご希望の方には、私の選んだおすすめのキャンプをご紹介させていただきます。しかし、年によって希望者や日本人の参加者の数は変動いたしますのでご理解ください。
- ESLのキャンプ・ESL付きの私立校は自然と英語を習得中の生徒さんが集まる場所だということをご理解ください。その中には中国系、韓国系、メキシコ系、ヨーロッパ全般系の生徒さんがいらっしゃいます。
- トランジションズカナダがなぜカナダでの夏期留学、正規留学をすすめるのか?
- 多様性に富んだ環境で仲間と切磋琢磨し合い、世界の一員として活躍できる人間になる環境がカナダにはあるから
- 国境、人種、言語の壁を越え、一人間として仲間と協力し合い、成長することができるから
- 自分と違う境遇の人間と出会うことにより、相手を理解する力が自然とつくから
- 将来どの仕事に就いても、偏見なく、柔軟な考えできれば、ひとリーダーとして活躍する場所が開けるから


















