今日は「カナダの私立校ってどんな感じ?」の第二弾です!
日本と違ったカナダならではの私立教育とは?
留学することによってカナダの私立校で学べることは?
にお答えします!
まずは...
①日本と違ったカナダならではの私立教育とは?
教育の面で日本とカナダはかなりの違いがあります。
日本の一般的な教育は受動的、パッシブラーニング。
カナダは能動的な学び、アクティブラーニングです。
イメージ的に、カナダの公立校でも使われているアクティブラーニングをさらに追求し、質の高い教師陣を揃え、一歩踏み込んだものが私立校のカリキュラムと思ってもらっていいでしょう。
今日本では従来の教育方法を見直そうとたくさんの取り組みがされていると思います。
こちらのウェブサイトにも記してあるように、文部科学省もアクティブラーニング(能動的な深い学び)を推進しているようですが、これを定着させ、カナダと同じようなレベルにするには当然かなりの時間がかかるでしょう。
https://career-ed-lab.mynavi.jp/career-column/69/
日本では一般的に、
先生が生徒に教える、生徒は黒板を見てノートを書く。定期試験は記憶力が良くないと高得点は取れず、なぜ、どのような方法を使って、どのような理由でその答えにたどり着いたかはあまり重要視されていないかと思います。
カナダは算数でさえも、なぜ、どのような方法を使って、どのような理由で答えに至ったのかを考えます。
答えよりも、なぜ、を追求する教育。
それの延長で求められるクリティカルシンキングスキル。
以下のページにクリティカルシンキングとは何か細かく説明されています。ご覧ください。
答えをどう導いたか説明する必要があると、いやでも子供たちは物事を深く考えなくてはいけません。
コロナ前は小学生の家庭教師をしていましたが、あらゆる教科で
"答えにたどりつくまでに使ったステップを示しなさい"という質問や、
"答えは〜ですが、どうしてこの答えになるのか自分なりの考えでまとめなさい"という質問があるのです。
日本で違うアプローチで物事を学ぶ...それがカナダの教育です。
それを生徒一人一人丁寧に教える、わかるまで付き添い、親身になって教える、これが私立教育の特徴だと私は思っています。
②留学することによってカナダの私立校で学べることは?
①で述べたなぜを追求する教育、クリティカルシンキングを使って学ぶ他に、カナダの私立校では
well rounded individualになることが求められています。
科目でいい点数が取れるだけの人間だけでは将来通用しません。
私立校は特に、コミュニケーション能力、優しさ・思いやり・社会貢献、心身の健康、多様性、好奇心、責任感に重きを置いて教育しています。
大学に行ったときに、将来なりたいものになろうと思ったときに、必要なツールが備わっていなければ、夢もかなえられないし、努力する方法もわからないままです。
そうならないよう、カナダの私立校では勉学以外にも様々なことを重点を置いてカリキュラムが作られています。
カナダの私立校に行けば、日本のように塾に行かなくても、習い事をしなくても十分にバランスの取れた人間になることができるでしょう。
来年度、再来年度、または子供はまだ小さいけど将来留学させたい...
と考えているお父様お母様がいらっしゃいましたらこちらからご相談くださいませ。