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ringooのブログ

2009年8月から英国留学中、日々出来事をつづっていきます。

随分長く更新できずでした。

授業が終わって、友人たちとの社交の時間が増えたことが大きな理由のような。

この間、パソコンに向かうより、友だちと話し、よく出かけたりしていました。


最近いろいろと話を聞いていて面白かったのは、イスラム教の友達の話。

彼女曰く、「私の国(エジプト)では、色白で金髪の女性がもてる」とのこと。

色白の人は、肌が褐色の人の10倍くらい男性に求婚されるとのこと。彼女の統計によると。


そんな話を聞いて、街でスカーフを身に着けた、明らかにモスリムの女性を見かけると、

お顔をちらちらと観察するようになった。

私の中の結論、皆すごく肌がきれいそうで、白い。


そのことを家に帰って彼女に伝えると、

「それには理由があるのよ」とのこと。

「私の妹もそうだけど、皆顔に化粧品を塗りたくっているのよ。なぜなら、しっかり化粧しておかないと、スカーフを外したときに、スカーフを身に着けている部分とそうでない部分で肌の色がくっきりと違ってしまうからよ。」

なるほど、妙に納得した。


ちなみに、彼女は「リベラル・モスリム」(私が勝手に命名)で、頭にヘジャブ(スカーフ)を巻いていない。


イスラム社会の美容の話は他にもあって、実に面白い。

またいずれ書きたいと思います。

日本とは違って平日の6日木曜日に、イギリスで総選挙があった。

イギリスの政治を全然アップデートできていない私だけれど、

ひとまず回りの人たちには、「選挙に行った?」と聞いてみる。


その場にいたイギリス人学生たちは、「朝は時間がなかったので、授業の後に夕方に行くわ。夜の10時までやっているから帰りに立ち寄れるのよ。」とのこと。

学生の一人曰く、「まあ、どちらが勝っても大した変化はないと思うけどね。」


留学生の友だちも登録して投票に行った人がちらほら。

(英連邦の出身者だったから登録できたのか、私たちもできたのかはまだ確認していません。)

留学生の間では、圧倒的にというかほぼ全員が労働党支持者。

皆関心は一点に集中している。「保守党が勝ったら、移民への対応が厳しくなるから嫌だ」とのこと。

そこから、大体、彼ら(イギリス人)は分かっていないのよとの議論が続く。


支持政党、関心は置かれている状況でまったく違うということを実感する。

私の友だちの多くは英語のネイティブ・スピーカーではないけれど、長年、英語教育、英語でほとんどの科目を学んできた人たち。なので、私たち日本人が最も苦手なディスカッションもお茶の子さいさいで、がんがん発言する。うらやましいと日々思う。


そんな彼女たちだけれど、私の下手な英語にも極めて寛容。彼女たちの国では英語と母国語をミックスした言葉を使っているというし、そもそも国には高等教育を受けられず英語が得意ではない人も多いという。さらに、驚くのが、英語以外に話せる言葉、母国で使う言葉が3言語あるという話はざら。
父親と母親の民族の言葉が違っており、両方の親戚と話すときは使い分けているという。さらに国の公用語があり、教育は英語で受けてきたという。


日本語しか話さない日本人とか、英語しか話さないイギリス人というのが普通くらいに昔は思っていたけれど、世界では実はそんなの常識でも何でもないのだなと今更ながら気づくし、幼いころにそうした多言語教育、多言語での生活環境で暮らしてきた人たちを羨ましく思う。


そんなことを多言語の友だちの一人に言うと、日本語が羨ましいという。国内で皆が理解できる言葉があり、その言葉であらゆるコミュニケーションができているのがいいと。自分の国では英語も公用語も話せない人はたくさんいるし、国内で様々にコミュニケーション上の問題があると彼女は話す。

でも、私たち日本人は英語も満足に話せないし、、、と日本的ネガティブ思考で返すと、彼女曰く、「同じようにエッセイを提出し、試験を受けてきて、同じ修士号をとるわけでしょ。何が違うというの?」とのこと。「ここではディスカッションとか授業への貢献度が評価されないけれど、ディスカッション力とか全然違うじゃない」と言うと、「そうかもね」程度の反応が返ってきただけで、特に重要視していなかったみたい。


結論、多言語環境で育ってきた人たちは本当に言語に寛大。なので、日本人も英米で最初に英語を学ぶ、使うよりも、旧植民地圏で学ぶほうが英語力が伸びる気がするのだけど。普通によく話を聞いてくれるし、興味深深で日々いろんな話題を投げかけてくれる人たちでもあるので。