9月も今日で終わり、明日から10月ですね。 

 

朝夕はずいぶん涼しくなってきました。 

日中はまだ暑い日もありますが、今朝は少し肌寒くて、散歩のときに薄手のジャケットを羽織りました。 

 

 

気象庁やテレビでは 

「秋がなくなった」 

「夏から急に冬になった」 

といった言葉を耳にします。 

 

 

 

そのせいか、患者様からも 

「秋を感じられない」

 という声をよく聞きます。

 

 

 でも、本当は私たちの五感は、ちゃんと季節の移ろいを感じ取っているはず。 

「秋を感じられない」と言葉にしてしまうことで、かえってその感覚が鈍ってしまうこともあります。

 

 

 

外からの情報に自分の感覚を合わせてしまうと、

自分の軸まで揺らぎ、他人のものさしで季節や心を測るようになりかねません。 

 

 

だからこそ、外の声よりも 自分の五感を信じて、感じる秋を大切に過ごしてみてください。 

 

 

その小さな積み重ねが、自分軸を保ち、自分らしい生き方へとつながっていきます。  

 

外からの情報に自分の感覚を合わせるのではなく、 

自分の五感を信じて、感じる秋を大切に過ごしてみてください。

 

 

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。