『医療のパラダイムシフトサミット2024』
こんにちは。野上徳子です。
今日は、昨年6月に開催した
『医療のパラダイムシフトサミット2024』について、改めて想いを綴らせていただきます。
このサミットは、〜病は氣から〜というテーマのもと、オンラインで2日間にわたって開催しました。
サブテーマは、
人生100年時代、専門家たちが伝える医療の新常識。
「その薬、本当に必要ですか?」
今の日本の医療は、薬を中心とした治療が当たり前になっています。
60歳を超えると、7種類以上の薬を飲む人が増え、75歳以上では、4人に1人がそれに該当します。
医療費は年々増え続け、残った薬(使われない薬)だけでも、年間500億円分が捨てられているんです。
薬で症状が一時的に改善しても、心に抱えたストレスまで癒してくれるわけではありません。
私たちは今、情報過多で人間関係にも悩みが尽きず、「こうあるべき」「こうしなければならない」といった
見えないプレッシャーの中で、生きているように感じます。
私自身も、そうでした。
「良い母でいなきゃ」
「良い妻でいなきゃ」
「誰にも迷惑をかけてはいけない」
そう思って、ずっと心に蓋をしてきました。
でも、ある日ふと湧き上がったんです。
「このままでいいの?」
「私は本当に幸せなの?」
そんな気づきが、私を動かしました。
だからこそ、サミットを開こうと思ったのです。
人生100年時代。
「どう生きたいか」「本当の健康とは何か」を、
私たち一人ひとりが見つめ直すタイミングなのではないでしょうか。
このサミットには、心と身体の両面から医療に取り組んでこられた
素晴らしい先生方がご賛同くださり、対談形式でお話を伺うことができました。
「薬だけに頼らない、心に寄り添う医療」が、これからもっと広がっていくことを願っています。
もし、あなたもふと立ち止まって
「このままでいいのかな」と感じているなら——
その違和感は、
あなたの心が本当の声を届けてくれているのかもしれません。
わたしは、これからもそんな声に耳を傾けながら、
皆さんと共に「生き方」を見つめる時間を大切にしていきたいと思っています。
心と身体、両方が整ってこそ、本当の健康。
そんな未来に、一歩ずつ近づいていきましょうね。