皆様、こんにちは。
つい最近、伊豆ミッドナイトキャスターズの先駆者のおひとりでもある ぐるくん さんから大物釣果の知らせを頂きました。
以下、ぐるくんさんから無理凝り頂いた釣行記をそのまま転載させて頂きます!
今年も夢のガーラ(ロウニンアジ)のメーターオーバーを狙って、8月末から沖縄県の宮古島遠征に行ってきました。
この遠征を始めてちょうど10年と、初日から気合いが入ります。
これまで本命と思われるバラシが3回。竿が折れそうになったり、リールのドラグから煙が出て、スプールに巻いたPE6号270mをすべて出されたことも(>_<)
その度に宮古島の釣り友達からアドバイスをもらって、タックルや仕掛けを強化し、釣り方にも工夫を凝らしてきました。
どうしても、スピニングリールでガーラのメーターオーバーを釣りたいという夢を追いかけて。
遠征2日目の午後9時すぎの満潮に、まず右隣の宮古島の友達にヒット!
石鯛竿にセットしたペン両軸リールから悲鳴が鳴り続けます。かなりでかいようで走りを止めた瞬間にハリス40号が飛ばされました~。
『これはチャンス!もう1匹いるはず!!』と、僕もすぐに特餌のマグロの目玉を付けて打ち込みます。
(沖縄では、サンゴとサンゴの間の砂地に仕掛けを打ち込むので、投げ釣りのことを『打ち込み釣り』といいます)
すると、5分も経たないうちにアタリが!
アワセたら強烈な本命の引き!!
腰を落として全体重を後ろにかけて必死に耐えます。それでもソルティガのドラグが悲鳴をあげてラインがどんどん出ていきます。
ファーストラン、セカンドランで約70mぐらいはラインを出されたでしょうか。
なんとか魚の走りを止めることができました。これ以上はラインを出したくありません。すると今度は左に泳ぎ出しました。時々短くラインを引き出しながら、次は右へ。この特有の泳ぎ方に本命を確信。なかなか弱らず暴れる相手と慎重に間合いを詰めていくと約20分後、海面に白い巨体が現れました。
宮古島の友達が『ガーラ!ガーラ!でかいよ!!』と叫びます。
足元まで寄せたところで、友達がギャフを打ち、最後は二人がかりで引き上げました。
腕はパンパン、足はガクガクですが、
ついに夢を達成した瞬間、何物にも代えがたい感動がこみ上げてきました!
気がつけば磯の上で、夢中にガッツポーズしている自分がいました\(^-^)/
軽く120cmを超えています。
友達が血抜きし、フレームザックにくくりつけてピクニック気分で車まで運びます。イグローの100リッターオーバーのクーラーボックスを借りてなんとか魚が入りました。
翌朝の釣具店での正式計量で
全長=1m24cm
重量=27kg
これでも宮古島ではアベレージサイズからひと回り大きいぐらいで、
30kgオーバーもたくさんいます。
宮古島在住の釣り人でも、年間1本獲れるかどうかという魚。初めは『遠征で数日だけ来てガーラを釣るなんて無理だ』と言われましたが、諦めずに毎年通い続けて本当に良かったです。
豊かな美しい海に感謝。
そして、大物投げ釣りの魅力を教えてくれた天国の金子さんに感謝感謝です☆
ぐるくん
※ガーラ(ロウニンアジ)のタックル※
ロッド ダイワ・ガーラモンスター
リール ダイワ・ソルティガ6500H
ライン PE8号
リーダー カーボナイロン100lb(24号)
パイプ天秤・遊動式仕掛け
オモリ ROCK・T501=35号
ハリス ナイロン40号
針 管付きソイ28号
餌 マグロの目玉
ぐるくんさん 本当におめでとうございます!
私には目の毒の様なガーラ釣行記でありました(笑)
伊豆MNC創設者の故金子さんも喜んでくれていると思います。