大阪弁は人を動かす! | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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先日、広島駅のコンビニでの出来事が
あまりにもドラマのような話だったので書きたくなりました

場面は広島駅のコンビニ

一列に並ぶ列はレジの前で2つに分かれて
左のレジと、右のレジに分かれます

私は左側に行くレジ列
私の前に男性が一人
私の後ろに旅行らしき50代後半の女性二人(大阪弁)

 

たまたまなのですが
左のレジは荷物を出す一人のお客様に時間がかかっていて
右のレジの流れが良いのです

私の前の男性は右に行きたがっていましたが
右の列はかなりの人が並んでいました

早くレジを済ませたいという動作が出ていて
私は急いでるんだろうな~
ぐらいにしか思っていなかったのですが

私の後ろの大阪弁の女性が
※大阪弁の細かい間違いはお許しください

「お兄さんえらい急いでるみたいやから
みんなどけたって!」

 

驚くことに
右の列はその言葉にササっとみなさん右側によけて
男性を一番前にしました

おにぎりと、お茶と、お菓子があったような

車内で買える物のような・・・

 

ピピっと会計をするわずかな時間に
あの女性は男性に

「新幹線?」
「はい」
「何分あるん」

「4分です」

「4分!はよ急がな!大丈夫!」

「はい」

 

無事男性は新幹線に間に合ったような気がします
男性が去った後、女性は私と目が合い
「良かったわぁ」と一言

 

すごいな~この人
笑顔であっという間に場を仕切り
それも広島のコンビニという周りが全員知らない人の中で
終わった後もふつーにお買い物

 

あれが標準語でもみんな動いたのかな?

私には「おばちゃんの大阪弁は人を動かす!」
ように見えました

 

あっけにとられたけれど

気持のよい出来事でした