保育園はなぜアンパンマン信仰が強いのか | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

ダメ出しの専門家です

 

ただいまダメ出し出来ずにいる専門家です・・・

 

保育園にいると
アンパンマン信仰の根強さに驚きます

 

保育園のおちらこちらには
アンパンマンのキャラクターが貼ってあり
歌はアンパンマン、踊りもアンパンマン
絵本もおもちゃもすべてアンパンマンが揃っている

 

昨日は2歳児が
わたしにむかって数人でアンパンチの連打をする
子供と言えども数人で連打されると嫌な気分になる

しかし、お友達どうしてアンパンチすると
先生からすっごく叱られる

 

なんという矛盾だ・・・

 

大人は良いが、子供同士はダメ?なのか
いや、誰に対してもダメだろ?

 

そもそも!
アンパンチを教えたのは大人であり保育士だ
親よりも多く保育士が教え込んでいる

その教えを日々の行いとして刷り込まれ
子供達は習得した「技」であるアンパンチを使っただけ

なのに叱られる

 

考えても見てください
だいたい、問題解決の方法が「パンチ」だなんて
この世の中でそんな問題解決のツールを使っているのは
ある特定の業種の方々だけです

 

キャラクターの世界と実社会とは別だから
それを子供達にもわかってもらいたいのよね~

 

そうです別です


でもそれが別なんだと理解できる年齢って
どう考えても2歳ではないはず

 

キャラクターは違うんだということを
子供にも教えて行く必要がありますよね~


というならば!

 

「鬼」の存在を
本気で教え込むあなたの保育はどうなんだ!
と声を大にして言いたい!(が言えない)

大きな子供たちが私に言うんです

「せんせい、あっちいっちゃだめだよ!おにがくるよ」
「どうしようせんせい!わるいことすると鬼がくるって」
と真剣に真顔でいうんです

 

いやいやここまで信じられると困るな~
と心の中で思いながら、そこにはあまりふれない

 

わたしの頭の中は
鬼だって実際の生き物ではない
その鬼の存在を使って子供たちを怖がらせて
いう事を聞かせる保育に
なんの意味があるのだろう。。。

 

なぜこうも保育園でアンパンマン信仰が強いのか
1.敵を退治するかっこよさを教えたい

2.姿がかわいい

3.そもそも子供が好きだから

どうなんでしょうか

 

歌やお遊戯など、数えきれないほどあります
しかしどうしてもアンパンマンの頻度が異常に高い

 

わたしは56歳で新米保育士という経験しているが

(転職したわけではありません)
大学で幼児心理学を教えていましたなんて
保育園ではいまはなんの武器にもならない

 

アンパンマンが踊れない
パプリカも踊れない
はらぺこあおむしが歌えないのは
保育士として未熟なのだから