良い〇〇の条件 | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

ダメ出しの専門家です

 

先日お客様からいただいた言葉が嬉しくて

大人げも無く
俄然やる気が最高潮になった北村です

 

時々、全社員が研修に一緒に参加する事があります

その時に注意しなければならない事として2つ

 

1.研修を嫌いにさせてはいけない

2.管理者を参加者の一員として終わらせてはいけない

ということです

 

管理者は研修後には

部下であるスタッフに

研修で学んだことを教える立場になります

 

口で「伝えた」ということではなく

「うまく出来るようになった」「以前より良い方向へ変化した」

という結果を出し続けなければなりません

 

そのためには
研修で実施する内容に対して
当日自分がいっぱいいっぱいになって
他のスタッフを見る余裕がないという状態に

ならないようにすることです

 

はじめての研修で

それはとてもレベルの高い事です

 

では、どうすれば良いか

 

それは、事前に管理者には研修の内容を伝え
どんなことをどんなふうに進めていくかを話します

 

そして、管理者が研修当日までにどんな準備をするのか

前もってお知らせしておく事です

 

管理者が研修で戸惑って

講師から注意指摘を受けるなら

部下であるスタッフは上司を「え?」と思うでしょう

それは今後のチームにとって良い事ではありません

 

講師一人と大勢の社員

講師1人、管理者がサポート役で数名、他の社員となれば

目が行き届くかどうかが違ってきます

 

一人一人の達成度や変化度も

管理職が確認する事で、

大きな開きを防ぐ事が出来ます

 

良い研修

 

良い研修とは

社員が自ら動き出すきっかけを作る事

 

良い研修とは

次の研修への期待感が高まる事

 

良い研修とは

社員がその先を全員で継続していく事

だと思います

 

出来れば研修は

1回目:社内見学と事前打ち合わせ

2回目:研修

3回目:研修後の変化の確認とアドバイス


しっかりと打ち合わせをし
役員と管理者のみなさんが

研修をきちんとイメージできる状態で
研修に入りたいと考えています

事前の打ち合わせをすれば

講師がどんな人で、どんなレベルなのかがわかります

 

講師の下見、テストみたいなものです

 

先日のお客様は打ち合わせ終了時に

社長が「研修は成功間違いなしだ!」
「なぜ事前に打ち合わせをするのかが良くわかった」

「いままでいろんな研修会社を使ったけど

こんなことを考えてくれた人はいなかった」

 

マネージャは

「研修がすごい楽しみになりました」

「研修、スタッフが喜ぶと思います」と

 

研修を嫌がる人をたくさん見てきました

でも、研修をする前に、すでに研修を楽しみにする社員さんは

そう多くはありません

 

成長する会社の
条件を見たような気がしました