先日TVでおもしろい番組を見ました
スウェーデンの大学では授業中にfika(フィーカ)を楽しんでいる
という内容でした
fikaとはスウェーデン語で、
家族、友人、同僚などとお茶や珈琲で楽しいひと時をすごす時間の事で
「ティータイム」や「コーヒーブレイク」という意味があります
寒くて長い冬を乗り切る
北欧の一つの文化だと聞きました
大学でこのフィーカを取り入れる事で
学生と先生たちの間で会話が増え
学生が活発に質問し、意見をいうようになったようです
私が若いころは
まだまだ職場で「朝のお茶の時間」というものがあり
女性スタッフがお茶を入れるのが日課でした
一人一人のカップと「何を飲むか」を覚えて
毎日間違わずに出す事が女性社員の仕事でした
カップを覚えられないと「記憶力が悪い」
適当にお茶を入れれば「気が利かない」と思われ
たかがお茶といえども評価の一つになっていました
いつしか「女性だけがお茶をいれるなんて差別だ」
「私はお茶を入れに仕事に来ているわけでは無い」など
様々な理由からお茶は各自が自由にという流れになりました
朝のお茶は「これから仕事だ!」と脳と体を目覚めさせる役割があり
事前に水分を補給する事も含まれています
毎朝仕事の前にお茶を飲む事で
お茶を飲んだ時に脳が「これから仕事だ」とスイッチを入れるのだそうです
お茶は仕事の効率をあげる一つの役割を果たしていると言えます
フィーカは
コーヒータイム+コミュニケーションがセットになっていて
お茶を飲みながら雑談したり楽しい計画を立てたりして
「会話を楽しむこと」が目的なのだそうです
日本のお茶もそのような役割があったはずです
いえ、少なからずその役割を果たしてきた事は事実です
コミュニケーション不足、コミュ障といわれる現代に
なぜ良き習慣を復活させないのだろうか。。。
北欧の文化フィーカ
自分で体験をしてから
またこの内容の第二段をアップしようと思います