ダメ出しの専門家です
最近の話題
不登校は不幸ではないと
ユーチューバーとして登場した「少年革命家」の男の子
「俺が自由な世界を作る」をテーマに
活動をしているらしい
明るく元気そうな男の子に見えました
専門家として
出来れば不登校は避けた方がいいと思います
※(いじめにあっている場合は該当しないです)
理由は3点
1.学校から得られる「教育」
理科、社会、国語、算数、英語を
自宅で教える事はそうそう出来る事ではありません
小学校の勉強が学力の基礎になりますから
適当な勉強では大人になった時に不便を感じます
子供たちがまんべんなく学ぶ事が出来るのは
日本は学校教育が充実しているからです
そこから自ら離れる事は賢明ではありません
2.集団から学ぶコミュニケーション
運動会、音楽会、学習発表会などをとおし
集団に属しコミュニケーションを身に着ける事ができます
コミュニケーションは言い換えると「問題解決」とも言えます
コミュニケーションは人と関わってこそです
親や親せきからも学ぶ事は出来ますが
場面が限られてしまい、幅が広がりません
3.経験と体験
役割の経験、様々な体験
リーダーシップを学び
人との関わりの中でフォローシップを考え
自分が集団の中でどんな存在なのかは
体験しなければわかりません
自由=ルールの無い好き勝手ではない
学校=あっても無くても変らないというものではない
規則=苦しいものではない
不登校は
不登校をしない人と
同じ年数で同じぐらいの生産性を得られることはない
10歳にどれだけ今後の人生の予測が出来るか
いまだから、不足を感じずに「自由」だと言える
まだ10歳ですから
学校では様々な規則がありますが
社会に出たらもっと規則は多くなります
宿題をしたくないのなら
宿題をしなくてもいい様にすればいい
例えば
家庭の教育方針として宿題は強制して欲しくない
よって、宿題に関しては家のやりかたで通させてほしい
そう言って、ダメだという先生はいないでしょう
なぜ宿題があるのか
「意味」「意図」を考えようとしなければ
苦痛でしょうし、文句も出るでしょう
しかし、小学生の宿題など量はたかがしれています
家の娘は小学校の時は宿題は学校で済ませて来ていました
家に持ち帰る必要の無い量なのだと思います
「解くスピード」「書くスピード」「計算するスピード」「読むスピード」
これがあれば学校の宿題など短時間でできます
宿題が苦痛に見えたという少年革命家は
たまたま見たその子が苦痛に見えただけで
全員ではないはずです
自分が宿題は楽しい!という姿を見せて
周りを変える事の方が「革命」ではないか・・・
この少年革命家の動画を見て
説得力がなく、話の内容があまりにも幼稚で
「じっくり聞いてあげよう」という気持ちにはならなかった
10歳にしては語彙も少なく、
革命家を名乗るには論理性が無く
自宅で勉強しているようには思えない
不登校=勉強しないではない
この子が学校に行かなくなる事によるマイナスの発生が
大いに予測できました
人生に学校時代の思い出が無いなんて
さみしいじゃないですか
だから、いじめによって学校に行けないなど
そんな環境を学校は許してはいけない
いじめ、からかいをもっと厳しい扱いにし
子供たち全員が学校に通える環境を作るのが
大人の役目だと思います
発展途上国の子供たちから見たら
日本の子供の「やらない理由」など
贅沢から生まれたわがままに見えるかもしれませんね