成長する会社の条件 | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

激辛アセスメント講師 北村美由起です

昨日は担当する企業様の社長から
「さすがに報告が細かい」と
お褒めの言葉をいただき
またやる気に満ちている北村です

アセスメントを使ったコンサルですから
企業のトップが「なるほど」と思う点を
アセスメントしていくのが仕事です

さて、話は変わりますが

みなさんの会社で管理者、リーダーに
強く意識させている事ってなんでしょうか

管理者、リーダーに
必ず実行させている事の一つに
「感情の把握」は入っているでしょうか

上に立つ人は
チームメンバーの様々な感情に
気付いている事が必要です

そんな仕事なのに感情なんて!
と思わないでください

人は感情で大きく行動が左右されるんです
日々の感情で仕事が左右されたら困るのですが
事実、人間はそういうところがあるのです

だったらその感情をうまく把握して
良い方向へ行動するように動かす力が
管理者には必要です

力づくではダメだということです

様々な感情とは

「葛藤」「ストレス」「違和感」「不信感」です

 
中でも今回は違和感について
書いてみますが
 
親なら子供に
会社なら上司が部下に
相手の違和感を知っているでしょうか
 
ある人は
「違和感なんて暇だから思うんだ」
「違和感は仕事で解消することが出来る」
と正論を述べるかもしれません

しかし
人間が感じる違和感をもみ消そうとすると
大事なところで感じなければならない違和感まで
鈍感にしてしまうことがあります

「言っても無駄」
「考えても無駄」と
自分のただしい感情に蓋をするかもしれません

大事な違和感とは「危険」「ミス」などを
予測することが含まれます
違和感はずれも察知します
違和感は大事な作用なのです

上に立つ立場の人は
「これでいいのかな」「なんかちがうな」
「なんか変だな」と部下が感じるものを
聞き出しているでしょうか

私の知り合いが
松下幸之助さんの部下だったのですが
その方に聞いた話です

松下幸之助さんは
工場に来るとまず名札を見て
名前を読んで声をかけ
その人の私生活の事を聞くのだそうです

そして
「なんか困っている事はないか」と
そう聞いていたのだそうです
 
聞いたらすべてが
解決できるわけではありませんが
ここが感情です
トップが下の話を「聞こうとする人」なのかどうか
 
管理者、リーダーは以下の事を部下に聞いてください
「なんか困っている事はない?」
「わたしにしてほしい事ある?」
「いま、何を改善したら助かりますか」

年に一回の面談では足りません
最低でも月二回は聞いてください
早く解決できることもあるはずです
 
仕事が楽しい
仕事にやりがいを感じる
すべて感情です
 
どんなにやりたかった仕事でも
違和感を感じながらでは
当然生産性は悪くなります

今日から実行しませんか
部下への3つの質問
「なんか困っている事はない?」
「わたしにしてほしい事ある?」
「いま、何を改善したら助かりますか」

社員満足度をあげるとは
感情をないがしろにしないという事です