だから部長、それでは部下が育ちません | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です


教育の三原則



1.事実にもとづくこと


2.心に知識への渇望を目覚めさせること 


3.確固としたバランスのとれた心の維持


3.確固としたバランス


教育は場所や出来事には左右されない

首尾一貫とした信念と覚悟が必要です


バランスとは、偏らないこと

気分で左右されないこと

思いつきで動かないこと

維持とは常に、ずっと続ける事を意味します

最近の若い人・・・

この言葉で惑わされてはいけません



先日ある企業の部長が


「服装の注意は難しいな・・・」

とおっしゃった


服装はその見た人の感覚が入るから

制服のない会社ではここがネックらしい


「クールビズで女性社員の服装も軽くなり普段着に近くなってきた

それはちょっとダメだろ、と思って

注意してもふてくされたような表情をする」


ふてくされたら注意をやめるんでしょうか?

部長の感覚は会社の感覚ではないでしょうか?


だったら、その感覚に社員は応える事が必要です

この女性社員に受け入れられなかったからと言って


部長がビビッてどうしますか!


ふてくされる態度を出すその社員がレッドカードです


社員が平気で注意指摘を嫌だと露骨に顔に出すなど

この社員の問題でしょうか?


いえ、部長に問題があるのです


服装の注意は一つの問題であって

日頃から他にも規律を守らないようなことはあったはずです


普段から細かな注意を受け入れる社員が

服装ごときでムッとするとは思えません


普段から小さな個人色は出ていたと考えられます


ダメなものはダメ

あなたであろうと、先輩であろうと


ダメなものはダメ


歩く社内規則にならずに

部下の顔色をうかがっていたのでは


部長、それでは部下が育ちません!