ものを考える | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です


まだ3回しか聞いたことが無いラジオ番組ですが

「なるほど!」満載の番組があります


木曜日に出演する「国際情報大学」の教授が

またおもしろい、ためになる話をしてくださるのです


今日は「考える」という内容で

考えるべきものは「戦争」でした


「同じ過ちを繰り返さないために・・・」



日本はこの言葉を深く胸に刻みつづける

が、「同じ過ち」とはどの部分の過ちを言うのか


戦争をしたことをいうのか

それとも、

戦争を早く終わらせることができなかった事なのか



戦争を早く終わらせることができたら

新潟県長岡市は空襲にあわなかった


あと二週間早くおわっていたら

大勢の市民が亡くなる事はなかった



夏になると長岡市は大きな花火大会を開く

火薬は爆弾に使われてしまったが


花火という綺麗な使い方もできる

火薬を爆弾に使わない

そのような意味を込めているのだそうです



長岡市はハワイと交流を持ち

長岡はパールハーバーを考え

ハワイは長岡の空襲を考える



アメリカは日本に核爆弾を落としたことに対し

1.ソ連が落とせば戦後はソ連の支配がはじまる

 それを避けたかった


2.日本は降伏することをしなかったので核爆弾を落とすことで

  戦争を終わらせることができた


と主張する

だからアメリカでは8月6日にパーティーをする人もいるそうだ



ではなぜドイツには落とさなかったのか?

そこには人種問題が発生しているという


日本人が戦争に使った技術は

後に国の復興のために使われていった


新幹線のボディーの軽量化は

戦闘機の技術から取り入れられた



ものを考える事は大事ですが

入り口が面白くないとなかなか深く考えることができない


この教授は決して流暢な楽しい話かたをする人ではないが

内容がわかりやすく、聞き入ってしまう


ものを学ぶ楽しさを与えてくれる人です


何を話すかは大事だが

どう話すかはもっと大事だと思います



そして最後は教授の好きな曲が紹介される

難しい固い話の後のこの意外性が


リスナーを引き付けるのかもしれない