子育ては感情との闘いだー! | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



昨日の私の子育てブログ

「なんだか気持ちがスカッとしました」と言われ


やはり人間は、特に女性は

共感が大事なのだと改めて思いました



誰だって自分の子供を良い子に育てたい

がんばっているのにどうもうまく行かない・・・


統計からいうと

産まれてくる赤ちゃんの

20%~30%は「育てづらい」


もともとの性質をもっていると言われています



ちょっと特徴の強い赤ちゃんと

穏やかでそう手のかからない赤ちゃんとでは


親の精神的な負担はかなり違います


しかし幼児教育の教科書は

ほとんどが手のかからない赤ちゃん用に書かれていて


微笑んで声をかけ赤ちゃんを安心させましょう

などという内容ばかりです


いやいや、微笑もうが、声をかけようが

我の強いあかちゃんはいるのですから


そういった場合はどう扱うのか

親はどう


小さなうちにやったほうが良い事

それは山ほどありますが


五感の発達をうながすことが先決です


くわえてバランス

バランスは小さなころに身に付くもの

そしてバランスは身を守るために必要なものです




ではやってはいけないことってなんですか?

とちまたは気になるはずです


極論は避けますが


例えば夜更かし

良いか悪いかといったら


悪い


でも親の仕事のリズムから

どうしても寝る時間が遅くなる家庭もあります


私はそれを責めるつもりはありません

仕方がない事はあるからです



小さな子供が親の都合に合わせることを

「良くないこと」と見るほうが良くないことです


子供が小さなうちは手作りのおやつを

子供が小さなうちは働かないで家にいたい

子供が小さなうちはTVも制限しよう

子供が小さなうちは・・・


それはとても良いルールだと思います


しかし働きながら子育てをした私の経験から言えば

あくまでも私の経験ですが


そんな夢のような話を地で行ける人など

そうそういるものではありません



私は仕事から戻れば子供と一緒に夕食作り


「あなたたち、お腹すいてすぐに食べたかったら手伝いなさい

そうじゃないと時間かかるよ」


そうやって子供は台所に立ち

料理を覚えていった



それが終わるとすぐにPCを立ち上げ

レポート、論文の作成と、毎日自分の作業に熱中しました


その間子供たちは自分の勉強をしたり

二人で二階でTVを見たり遊んだり


忙しくなれば

私に話しかけてはいけないことを承知していました


そんなほったらかしでかわいそうだ

そういう人もいるでしょう


それを言われて落ち込むぐらいなら

そんな生活をすることは選ばないです



しかし、子供はそれでも立派に成長するのです


子育ては時間の長さではなく

子供に短くても良質な時間を回数多く与えれば良いのです


私は子供と夜になるといろんな話をしました

将来の事、職業の選択、夢や今後の展開など


私は褒めることは上手ではないですが

子供の目を覚まさせることは得意なようだ


そしてきっちりと叱りました



子供を叱らない家庭が増えています

その結果、学校で先生が怒ると怖くて学校にいけない


そんな子供もいました


怒らないで、叱らないで子供を育てるなど

私はありえないと思います


叱るときは感情ではなく

子供が理解できるように叱りましょう


そのセリフも何百回となく聞きましたが


自分の子供だから腹が立ち

自分の子供だから感情が丸出しになる


あたりまえのことだと思います



私も感情で子供を叱りました

でも後で反省して子供に謝りました


「ごめんね・・・」


今でも昔の事を子供に謝る事があります

「あのころはごめんね、ママも未熟だったから」



それでいいんじゃないですか


親子なんですから


人の家庭と同じ環境ではないのです

同じルールがつくれるわけでもない


それぞれがそれぞれのやり方を

改善しながらやっていくのが


それが子育てだと思います