高飛車子です
私の好きな学びは本を読むこと
私に必要な学びは実践
3月3日に行われた講演会後の懇親会です
朝倉先生が会場からかけつけてくださいました
講演会の中で先生が言ってました
「自分の経験を話すことで誰かを励まし
元気にさせることができるなら
私はこれからも話し続けて行く」
「コンセプトは知っている事を出来る事にする」
自分の経験が誰かを励ますことができる
ホントだと思いました
経験がなによりも説得力があり貴重な話なのです
人が聞きたいのは予測や憶測ではなく
経験です
また、語れる年齢だからこそ
会場内の人の心に入って行くのだと思います
最近はフェイスブックやツイッターで
やたらと若い人までが人生を語る人が目につく
成功とは、人生とは
自分が経験もしていないことを
「これをやったら大丈夫」と勧めて書く
その年齢でもうそれを語るのか・・・
だったら自分が先にやったらいい
腐るほどはびこる自己啓発や人生成功論を
ちょっとセミナーで学んで
習得したと言わんばかりに自分でそれを話しても
説得力に欠ける
数分で仕事をゲットする方法とか
売り上げが倍増するマーケティングとか
あっという間に集客できるとか
そんな簡単な方法で上手くいくとは思えない
講師はそれを使ってどれだけの数字の変化があったのか
きちんとそれも経験として伝えていく必要があります
学校に勤務している時は
教員対象の研修ではきちんと変化の報告もありました
グラフで出席率、学習理解度、診断シートを使った結果の発表など
勧める研修の内容をクラスで使ったら
こんな変化が期待できますと報告は
変化度がよくわかりました
でも「簡単」とか、「楽」とか「あっという間」
などという講師はいません
「忍耐力」「継続してやる」「諦めない」
その部分は必ず必要になると伝えます
今までは人が必要としているのは良い話でした
「良い話だったね~」
「楽しかったね~」
「元気がでたね~」
でも、もうちがうと思うのです
人が必要としているのは
効果の出る方法を教えてくれる話し
変化のでる方法を具体的に教えてくれる話しに
変わってきていると思うのです
学生だってそうです
私は現在大学院の博士課程で
「産業コミュニケーション」を教えています
リーダーシップ論を中心とした講義ですが
テキストから学ぶだけの話では何んにもならないのです
私はテキストをつかわずに全部ワークです
フィードバックと実行の繰り返しをさせます
卓上の上で学ぶこととは違うからです
身体を使って考えて、何が良かったか何が悪かったかを
体感しなければなんの意味もありません
大学院の授業ですが
教授のお勧めもあり学部生も参加してきます
定員以上の参加者になります
今年は学生から
大学院だけではなく学部生にもこの授業をやってほしいと要望があり
次年度は学部生にも授業の検討がはじまりました
やはり企業も、学生も
必要な学びを受けたいと思っているのだと思います
知識より出来ることを増やしていくこと
これが自分に必要だと気が付いているのです
励まし元気を与えることは必要です
でもそれだけで終わらずに
それにくわえこれからの努力する部分と
励んでいく部分も同時に伝える事が必要だと思います
何をやらなければならないか・・・
朝倉先生がいつも言っています
「知っている事と出来ることは違う
知っている事を出来るようにする」
出来ることを増やすこと
私ももっともっと増やします