自己肯定 | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



「自己否定するような人間は

日本以外の先進国では相手にされない」



昨日読んだ本の中の一文です

ドキッとし、なるほどなぁ~と思いました



自己肯定感が高い人と低い人の根本的な問題は

育った環境だと思います


ダメでしょ

何やってるの

ヘタクソ

バカじゃない

こんなこともできないの

頭悪い

それで?

その程度で喜ばないで

何歳だと思っているの

〇〇ちゃんはエライよ~

うるさい

トロイ



そんな言葉のシャワーを毎日浴びていたら

どんな人間が育つのでしょうか


そうやって育った子供が

大人になった時に


「さあ自己肯定感を高めましょう」と言われて

出来るものでしょうか?



自己否定が身について習慣になっているかもしれません


高校に勤務していた時に進路指導で面接練習をすると

生徒はきまって「私の短所は~」と

ます短所から話し始めました



私は


「短所なんて話さなくて良いよ

自分の長所だけ話しなさい

そして、これからの課題や目標を話せばいいよ」


そう言ってきた


でも生徒は「え?」短所言わなくて良いんですか?と顔をする



「ラーメン屋さんが自分の店を紹介するのに

家のラーメンはスープが最悪で、具も不味いです

でも麺はおいしいですって話すかな?」



伝えなければならない内容と

話さなくても良い内容がある



自分の欠点、短所と言われるものは

課題があるだけであり


人間が出来ていないとか

能力が欠けているということではない



心理学では


「人は遺伝と環境でつくられる」

といわれるぐらい

環境は大きく人に影響を与えます


大人も子供もそれは同じだと思います

環境が人を育てる


自分の環境


どうですか?


この本にはこんなことも書いてありました



「当事者意識を持ち、

自分が率先して環境を変える努力をする」



環境が悪いと嘆き周りのせいにせず

自分で環境を変える努力をすることですね



私も、やってみよう