そうかなぁ~ | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



最近話題の「イクメン」


育児をしてくれる旦那さまということですが

そのイクメンを育成する本が人気のようだ


その内容のすべては妻へあてた内容で


「依頼行為は甘えて話す」

「おだてる」

「私より上手ーと褒める」



などの内容が書かれているそうだ



会社、友人、その付き合いならそれも出来るが

家族でいちばん身近な人間にそれが続くのか・・・



私が一番納得いかないのは


なぜ妻がそこまでするのか?

なぜ夫の出方、態度を育成する本はでない?


私が子供のお弁当を作っても誰も褒めてくれないが

夫がお弁当を作ると


まるで私が愚妻悪妻の骨頂かのように

姉や両親から非難される


おかしいパンチ!



綾小路きみまろさんがあれだけ言っている


「ご飯ある?」「つくればあるけど」


「おれおれに亭主とわかって電話切る」


「プロポーズ、あの日に帰って断りたい」


「赤い糸、やがて二人はコードレス」



夫の出方で妻はかわるはず


経験者として

その出方や言葉、表現の改めがなく

なんで俺が家事を手伝うんだ?


さもお前を養っているんだという態度をするから

のちに反撃に合うのだと思います


子育てが終わり、ある日帰宅すると

テーブルの上に離婚届が置いてあるんです


そこで「えっ?」と思うのか「やっぱり・・・」と思うのか

私にはわかりませんが


「えっ?」と思う人が大半なのでしょうね

なんて鈍感でなんて勝手なんだろう




ある本で読んだ内容ですが

ちょっと過激です


旦那様が脳こうそくで倒れ半身不随となった

妻は病院でその利かない半身の側にコップを置いた

とうぜんそちら側におかれたら夫は飲むことができない


妻は言った

これから私があなたの面倒をみることになる

その前に今までのことをわびてほしい


そういって今までの嫌だったこと、辛かったことを

話し続けたと言う


夫は病院のベットで泣いて詫びた

それから夫は妻に対して悪態をつく事はなくなった


妻は献身的に介護をした



夫婦は相手に対する思いやりがなければ

どんなに言って聞かせても相手を変えることはできない


イクメンの男性は

相手を思う気持ちと少しでも「育児と家事をやりたい」

そう思うからできるのだと思います


基本は自分も妻と一緒に

育児をやりたいかどうかだと思います



やりたくない人にやってもらっても

嫌々やる態度を見るほど嫌なものはない

だから自分でやってしまう



最近ママたちを見ていて思うのですが

育児も時間をかける場所とそうでない場所が

ごちゃごちゃになっているように思います


良かれと思ってやっていることで

余計に時間が無くなってしまうのだと思う事があります


特に小さな子供がいる家庭は


子供にやってあげることと

子供にやらせることがはっきりしていません


子供自身がやることを親がやってしまうから

時間がなくなるのです



イクメンの本を買って努力している奥様が多いようですが

それはとってもエライな~と思います


では、自分の子育てにあてはめていますか?


家の息子は24歳ですが

子供の頃から一緒に台所に立ち料理をしました


家の掃除も手伝わせました


受験生でも浪人中は

洗濯、皿洗いと家の仕事はやらせましたから

たぶん結婚してもやるしやれると思います


大学に進学しても一人暮らしで

料理もできない男女が多すぎるのが実態です


イクメンを育成しなければならない原因は

大半がその人を育てた環境です


イクメンの本は

今子供を持つ親たちが夫ではなく


自分の子供にあてはめて考えると良いと思います

まずは自分の子育てから改善ですね



いつか見たTVですが


妻 「お皿洗って」

夫 「なんで俺がやるんだよふざけるな」


わーームカつく旦那


そんな男性はほってけばいいです


さっさと自分で片づけをして

子供とゆっくりする時間や自分の時間をとる事


旦那をおだてる時間と努力

期待して裏切られる不快な気持


私にはもったいないと思ってしまう。。。



今日は評論家になった高飛車子でした