最後の親のつとめ・・・ | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



私、高飛車子には二人の子供がおります

一人はもう23歳医者を目指す大学生

もう一人は16歳、医者か経営者を目指す高校生


その23歳の息子

小さなころからドン臭くて、泣き虫で、運動神経ゼロ


いわゆる「のびた」系の子供でした



その息子がはじめて?何かに気付いたようです

息子のブログを読んで


泣けました・・・


もう私の出る幕はないのだと思いました

ママ卒業か・・・


さみしいな~





努力して来たけど

それは自分なりの努力だった

http://ameblo.jp/brackrigein/



夏のお盆は二人で朝倉千恵子先生直接指導の

営業力強化セミナーにいく予定でした


ホテルも飛行機も予約をとりました

あとは行くだけです


それだけ準備をしている中で息子が言いました


「最後の試合だから勝ちたい、勝ったらセミナーはいけないよ」


何バカな事をいってるんだ!


アホだパンチ!


そう思っていましたが

直也のブログを読んで私は涙がこぼれました


あの子の最後の挑戦を応援したい!

心からそう思いました



ドン臭くて、いつも私の姉と姪たちにからかわれていた子

アリが怖い、風が強いと怖い、クモが怖い、なんでも怖い。。。



なんでこんなにドン臭い子なんだと母である私も

何度も呆れた


その息子がはじめて人生をリセットするための挑戦をする


よし!ママは応援するよ!


勉強以外に成功体験を持たない子

ここで何かをつかめるならつかんでほしい


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京大医学部とか、阪大医学部とか、
受験の世界では『宇宙人』と表現されるような優秀な人達と戦いますが、

もう気合いが違います。

玉を追いかける執念が違います。

この人たちはそーゆー姿勢で勉強もスポーツも
取り組んできたんだろうな~と感じるのです。


小学校の頃、マラソン大会で勝ちたくて
放課後信濃川の川べりを走って練習していました。

よく練習していたので、
走っているおじちゃんに声をかけられるようになりました。

でも、全然結果は振るわず、努力は実りませんでした。

悔しくて泣いたのを思い出します。

『やっぱ才能がないやつはだめなんだ』

そう思いました。


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運動では成果結果のでない息子をなぐさめることが大変でした


それ以上に、あんなにがんばっているのに
成果がでずに泣いている子供をみることが

母として辛かった



私は高校では国体選手であり、県選抜に選ばれる

運動神経の良いといわれるグループだっただけに


あの子のドン臭さが誰かさんに似ていて

とても腹が立った



頑張り屋さんはいつでもどこでも頑張る人だ


努力は自分を軸にするものではない

出来る人、結果を出す人は

自分とは頑張る量が違う


頑張りは自分のレベルでは通用はしない


それに気がついたようだ



私も改めて気づく


頑張る人は

どこでも、どんなときも頑張るんだね


なるほど!

頑張る量は人と比べても秀でている事


息子にちょっと教えられた母なのでした