国民性はなぜ創られるのか | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



日本人のすばらしさを毎日実感する

国全体で復興に向けて協力している


自分に何ができるかを考える

人のために祈ることをやめない


「こんな時に不謹慎かな・・・」と

周りを考えて行動する人が多い


誰が何をいうわけではないのに

周りの空気を読もうとする



国民性だと思う



略奪も暴動もない

と思っていたところを


残念なことに

息子の先輩が避難している状態の中で

空き巣に入られてしまったという


なんてことだと思った



日本人の国民性はすばらしい

別になにをどう教えられてきたわけではないと思うのですが


きっと子供の頃から「日本人として」のようなものが

生活の中にしっかりと入り込んでいたのだと思う


縦社会で家制度がしっかりとして

その中で家長を中心にルール規律がつくられている



ご先祖様に申し訳ない

とか


神様が

とか


仏様が、などが当たり前に価値観に入っている

これが日本の国民性に大いに関連していると思う




田舎に行けばいくほどそれが強いように思う


人を疑わない、支え合うこと、ゆずりあうこと

「結い返し」の生き方がまだ残っている



私の母の実家はとても田舎にあります

玄関のかぎなどかけないでみんな出かけてしまいます


どこの家の人がいるとか留守だとか

そんなことまで知っています


ご近所がそうやって毎日安否確認のような状態なのです


小さなころ、遊びに行くと道で声をかけられる

「あなたは○○さんの家の親戚だね」と


私の存在まで知れていることに驚く


田舎には田舎の

勝手気ままにしないというルールがある


人が来たらお茶を出し

漬物や季節の野菜などを食べてもらう


何か作ったら近所に配る

人に差し出すことが当たり前に行われる


こんなにすばらしい日本



被災地の様子をTVで見ていて思う

あれだけ大変な中で、今後の不安をかかえながら

ささえあい避難している人たち


国民性はすばらしい