高飛車子です
毎日、TVをつければ相撲八百長問題ばかり
花田さんは引っ張りだこ
八百長という言葉
普段使う事はない言葉だ
亡くなった祖父は大の相撲好きだった
夕方になると定位置に座り
話しかけても無視されるほど本気で見ていた
時にはテーブルが動くほど
亡くなった祖父がいまの相撲界の出来事を知ったら
本当に悲しがるだろうと思う
私の同級生のお子さんに
ちびっ子相撲から相撲の強い高校へ進み
大学でも相撲部だという子がいる
地元はみんな応援している
次は相撲界だと
みんな期待している
よその家の子供の将来を
地域で期待するなんて
プロ野球かプロゴルファー、プロサッカーか相撲ぐらいだろう
みんな地元が一体になって応援している
私の高校時代
ボート部、サッカー、陸上、野球が強かった
国体、インターハイは当たり前で
オリンピックに出た選手もいるほど
でも、地域で応援することはあまりない
この子の将来は!など誰も関心がない
と、考えると
ちびっこ相撲の強い子は
「将来は相撲界へ」と
小さなころからみんなその先を期待してくれる
恵まれた特別な存在なのだと思う
でも、
「八百長」という言葉は子供の頃からよく耳にした
相撲だけではなく他の格闘技も八百長だと教えられた
だから
大人になっても本気になって見たことがない
心のなかで
「どうせ八百長なんでしょ」と思っていた
武道、格闘技はすべてショーだと
でも、本気でやっている人もいるわけで
その人たちの評判さえ勝手に落とされている
唯一若貴の頃は
あのさわやかな一生懸命さが好印象を与えたと思う
あの頃は誰もが相撲のファンになった
というか
若貴のファンになった
そう、相撲のファンになったわけではなく
若貴のファン
何を好きになるかより
誰が、の部分はとても大きいのだと思う