本を読むことは好きですか?
そう聞かれたら、迷わず
「はい」と答えます
本を読むことが好きなのです
今でも子供のころ家にはどんな本があったかを覚えています
中学生になることは親戚の家に行くと本がたくさんあるので
それをもらって帰って来てそれを読んでいた
私の好きなタイプは
「この本面白かったからプレゼントするよ」
「この本すきそうだから買って来たよ」と
本を楽しく話のネタにできる人が大好きです
今までで一番本を面白おかしく私に紹介したのは
やっぱりseiちゃん
ロイホで退場させられるかと思うほど彼女は熱く本の内容を私に語った
本から声は聞こえない文字からトーンはわからない
なのに、彼女は声を変えトーンを変え
本の主人公になりきっていた
いままでにも彼女からたくさんの本をかりた
彼女も朝倉先生の本をたくさん持っていた
田坂広志、本田健、チョプラ博士etc
本は
一回読んで満足したり、「?」と感じてどこかへ片付けてしまったり・・・
好きな人の本、何が言いたいのか興味を持ってしまった本などは
何度も読み繰り返し読むことがある
はじめはざっと読み興味がある箇所や
使える箇所には付箋を張る
その後、お風呂に入りながら付箋の場所だけ読み返す
付箋をはがすページと残すページが出てくる
付箋を残した箇所はワードにまとめて仕事に使う
まとめたその後も
またざっと読み返す
こんなときに思うのです
「私って頭が悪いのかな?」
何度読んでもはじめて出会うような感覚があるのです
記憶できない?理解できない?なんだろう
まーいいか
何がどう、気にしないことにしてまた同じ本を読む
その、気になっていたことを
大江健三郎さんの話ですっかり解決した
彼も同じ本を何度も読みかえすという
本はリピートが大事だと話していた
繰り返すことであたらしい発見がある
「何度も繰り返し読むことは大事です」の一言で
大江健三郎がいうのだから間違いないだろうと思ってしまう自分
活字離れを心配する今日
子供と若者に、どう本を好きにさせるか、読書の必要性を感じさせるか
本を読んで感動するしかないと思うのです
本を読んでためになったと感じるしかないと思うのです
本はボキャブラリを増やし、想像性と創造性を刺激する
先日ある受講生には研修前にある本を読んでくるように事前準備をだしました
筆者と本のタイトルを教えたのです
受講生の話を聞いてびっくりした
「面白い本でした。人生で二冊目の本です」
びっくりをとおりこしていた
30過ぎた管職の男性が、大学時代も本を読まず
大人になっての二冊目だという
でも宿題に出しておいた本がよほど面白かったらしく
本を読むきっかけになったという
そんな結果になることは私もうれしい
研修やセミナーでよく質問される
「先生のお勧めの本をおしえてください」
私のお勧めはと
ホワイトボードに筆者を書く
みなさんメモしてくれる
さっとその筆者の代表作や私の好きな本を紹介する
こんなことで本に触れる機会を増やすきっかけが作れると思う
だから講師も本をたくさん読む習慣を持ち続けることが必要だ
今年もたくさんの本との出会いを楽しみにしています
教育カウンセラー 北村みゆき