ドライバー
別にゴルフではありませんが似ているかもしれませんね
ドライバーとは自分の行動を駆り立てるメッセージです
1.完全であれ(Be perfect!)
子供の頃から親に何かをするたびに
「最後までしっかりやりなさい」「完全にやりなさい」
こんなメッセージが植え込まれているので自分にも他人にも
完全であることを要求します
2.他人を喜ばせろ(Please me!)
子供の頃から親に「他人を喜ばせなさい」「ひとのためになりなさい」
他人には優しく、他人を喜ばせることは当然のことだと感じています
他人がほしがっていることに敏感で他人を気にしすぎて自分を犠牲にしてまで
他人に尽くす傾向があり、自分を不自由な状況に閉じ込めてしまいます
他人からどう思われるかが気になり受け入れられないことを恐れます
3.一生懸命にやれ、努力せよ(Try hard!)
子供のころから親に「一生懸命にやることが大事よ」「何事も努力が肝心だ」
と言われ続けると、世の中結果だけではなく一生懸命に努力することが大事
結果は悪くてもただ努力さえしていれば認められるようになると思う傾向があります
4.強くあれ(Be strong!)
子供のころから親に繰り返し「泣いてはいけない」「がまんしなさい」
などと言われ続けると自分の感情を表さないようになり弱さを人には見せることができなくなる
常に強がり話し方が単調でチャレンジしている状態を人に感じ取られないように
するなど喜怒哀楽を表に出さずに厳しく自分を戒めます
5.急げ(Hurry up)
子供の頃から親に「早くしなさい」「急ぎなさい」「なにしてるの」
とせかせかした行動の中で育つといつも時間を気にして(早く)という気持ちが
自分の駆り立ててしまう
次に何をしようか常に考えていてじっと待つことが苦手で何かしていないと落ち着かない
早め早めに仕事をこなしますが
じっくり検討するい時間も惜しむので中途半端になりがちかもしれません
これらはすべて親から(一緒に暮らしてきた家族)生まれてからずっと受け付けられ続けてきたものです
小さな時にもうしっかりと固定されてしまいます
それが大人になってもずっと自分の行動を刺激するのです
しかし本人は気がつかない場合が多いでしょう
自分のドライバーが誰にどんな言葉や環境内で作られたのか
これがわかると自分の行動の元がはっきりと理解できます
あの時
あの場所がわかるんですね
ドライバーを知ることにより自分の行動を駆り立てるメッセージからから起こる
マイナスの影響を防ぐことができます
ちなみにわたしは「急げ」と「完全であれ」のミックスです
これがかなり自分を苦しめることがあります