あまり話題にはなっていなかったものの、実は現役復帰を果たしていた元リバプールの2人。
1人は00-01シーズン途中から01-02シーズン終了まで所属し、43試合9ゴールを記録した元フィンランド代表FWヤリ・リトマネン(55歳)。
もう1人は16-17シーズンから17-18シーズンの2シーズンで、55試合2ゴールという数字ながら、その成績以上にファンから愛されているおじさんこと元エストニア代表DFラグナル・クラヴァン(40歳)。
現在、クラヴァンはエストニア1部メスタリリーガのJKタリナ・カレフの会長を務めており、2人が復帰したのは同クラブのサードチームとU-21チーム。


一時期は2人ともがサードチームに所属しており、2026年4月のトゥレヴィクU-21戦では若手に混ざって2人がスタメン出場を果たした。
2026年3月に選手登録されたクラヴァンは、会長として若手育成に注力しており、この復帰も若手の支援やユースの実情を知るための意味合いが強いと考えられている。
バルト三国のフットボール事情を報じるBALTIC FOOTBALL NEWSによれば、エストニア国外からの有能なコーチの招聘、年代別に3つの段階に分ける育成方針など抜本的な改革を実施。
プロ意識を高めるための改革としてトレーニングから遠征に至るまでにクラブ公式ウェアの着用を義務付けたことで、新たにユニフォームやトレーニングウェアの購入が必須となったが、クラヴァン会長は数百ユーロ、つまり数万円の負担が増えた保護者や家庭への財政支援も約束。
一方で、2025年10月、リトマネンの現役復帰について報じたエストニアメディアEesti Rahvusringhäälingによれば、彼の復帰は家族との繋がりが大きかった様子。
奥様リー・ユルゲンソンさんはエストニア人であり、カレフに家を持っているほか、2人の息子カロとブルーノはどちらもJKタリナ・カレフに所属。
『突然、チームのトレーニング人数が少なくなってしまった時があった。その時に私も軽いトレーニングをしていたんだが、監督から「あなたも参加してもらえませんか?」と言われて、こう思ったんだ。なんでダメなんだ?やってみよう、と。』


その後、トレーニングだけでなく試合にも出場することになり、保護者たちが騒つく中、かつてビッグクラブで活躍した自身を知らない若者たちと共に30分間プレーした。
当初はこのトレーニングと試合限定であるようなコメントを残していたものの、その後も数試合に出場している様子。
2026年5月19日に行われたIda-Viru JK Noova戦では72分から途中出場し、81分にはロングシュートで現役復帰後初ゴールを記録して8-3の大勝に貢献。
2026年10月時点で、JKタリナ・カレフU-21に登録されているクラヴァンは5月のエストニア3部エシリーガB第11節ユフヴィ・フェニックス戦、サードチームのリトマネンは7月の国内カップ戦であるエースティカリカスの2回戦フリーダム戦以降は出場機会なし。
ただ、どちらもプレーをやめるとは明言しておらず、まだまだたくさんの話題を提供し続けてほしいところ。
にほんブログ村
