3月11日。
1年前の今日。
その日は、私を含め多くの人の、一人一人それぞれに、一生刻まれる日となった。
あの日から1週間の特別な時間を思い出す。
生きるこの時間を何に使うのか?
本気で自分に問いかけた日々。
明日がないかもしれない・・・その1日。
自分は何をこの生でやりたかったのか?
黄色い鉢植えを買って、ベランダに置いた。 心に希望が差し込むような咲き方だったから。
クリスタルを買った。 シバリンガムに彫られたガネーシャがうちに来た。 出会えたことに感謝した。
食事を作った。ゆっくり丁寧に。
食べられること、調理できること、火がつくこと、 お水。
全てが当たり前ではないことを知った日。
風を感じられること、植物とつながれること、
太陽の光、月の明かり、 夜がきて、また朝がくること。青い空。
崩れたブロック塀、その中で芽吹く芽。
生きること、呼吸すること、水を飲むこと、歩くこと、
人としてただ生活することができる毎日が、とてつもなく、奇跡で、幸せだった日。
私達の生きる基盤の大地。 破壊と創造のとてつもないエネルギー。
けれども、そのエネルギーで私達は生かされている。
大地を感じ、つながる、自分の中の活力を呼び覚まし、行動へと駆り立てるエネルギー、
そしてちりとなって大地へ還る私達。
願わくば、その広大で巨大なエネルギーが、破壊ではなく、
生きるエネルギーとして、生きとし生けるものへ広がり、そそがれますように。
ネイティブアメリカンの人々との知恵と生活、 自然と人間と動物が共生し、
大地の恵みに感謝を捧げて生きた人々。
そんな人々の祈りや知恵、生活、今の自分にも生かし、取り入れることができるだろうか?
判らないけれど、そんな大地とのつながりを、自分のルーツとして、一番大切にして生きよう、
また、今日から始まる、3月11日からの1日1日の自分の1歩を始めよう。と意図した。
大地のエネルギーが、みんなの生きる力となってつながれますように。
今日、突然自分の中から出てきた何かに動かされて、気がついたら、グリッドができていた。
力強い火山のエネルギーが、一気に突然ではなく、自然に大地へ流れ、
拡散し、全ての人への活力となって流れる ・・・恵みのエネルギーが伝わることを祈りながら。
(オブシディアン、アパッチティアー、ヘマタイト)

