出産後の話を紹介しました
ブログには書いた通り、
オランダでは病院等の施設で出産すると、母子ともに健康なら
産後3時間程度で帰宅となりますが、
帰宅後すぐから
Kraamzorgクラームゾルフという産後ケアを、
1週間、保険カバー(加入してる保険で全額or一部自己負担)で受けることができます。
出産当日は、
赤ちゃんのおむつ替えの指導、ベッドを整え、部屋の環境を赤ちゃんが快適に眠れるようにアドバイスしてもらう、など、
我が家に合わせて、的確に教えていただけました。
長男の時は、産後数日間の入院がありクラームゾルフ期間が1週間なかったので、期間中同じかたに来ていただきましたが、
今回は途中で交代があり
↑最終日の記念撮影は、2歳の男の子のママだという彼女と。
彼女のように、最初の仕事でこの仕事を選んでいる女性もいれば、
若い頃は全く違う仕事をしていて、自分の子育て後などに免許を取得し、転職した女性も多く活躍しているそう。
ちなみに、彼女の所属する会社のクラームゾルフはみんな女性だと言ってました。
「えーーーブラブラしてるけど大丈夫〜?」みたいなかんじでしたが、
今回は
「出た〜!こっから見える脚がカワイイのよね〜」と写真パチパチな私でした。
沐浴指導や、母乳育児のコツを今の状況を踏まえながらアドバイスしてくれたり、
私の産後の身体チェックもしてくれました。
そして、家中のお掃除、洗濯、夕飯の下ごしらえなどもしてくださり大助かりでした
ハンバーグや、豚汁の下ごしらえや、
それからオランダの春の味覚、ホワイトアスパラガスの面倒な皮剥きもしてくださいましたー!
自分で作るつもりで買ったけど出産になり、
「わーこの手間のかかる食材、腐らせてしまうかなー」と残念に思ってましたが、
頼んだらあっさりやってくれて、
かつお節をたっぷりかけて、おひたしにして食べました
いつもの年以上にごちそうに感じました
産後すぐから、普段と同じ環境で生活できることは精神的にリラックス出来たし、
家事をしてもらってる時間も「あなたはなるべく横になってゆっくり過ごして!」と
言ってくださったので充分甘えさせてもらいました
そして、
生まれた直後から、赤ちゃんが家族の一員としてみんなと暮らせるのは、このシステムのおかげで、本当に感謝です。
オランダ独自のケアだそうですが、
どんな家庭環境でも、安心して産後を過ごせるのは、頼る家族が近くにいない私達ににとって、
ほんとうにありがたい期間でした
そして
クラームゾルフだけでなく、
今回の出産は、友人達にいっぱいお世話になっています
長男を外遊びに連れ出してくれたり、
おかずを作って運んでくれたり、
今回の放送では、
モーツァルト作曲
フルートとハープのための協奏曲 第3楽章にのせてお送りしました!