ひるきょうの新企画スタートしました!! | オランダ在住フルート奏者 武良静枝のDear my flute
今年から始まった
K-mixおひるま協同組合のコーナー、
音楽協同組合、月1の共通企画。

第1回目のテーマは、

「いい演奏ってなんだろう?」
でした!


初回から
大きなテーマひらめき電球!!
どこから語っていいやら。。

先に言ってしまうと、
このテーマって、
答えはないんですよね。
一生、それを考えながら
演奏家としても、聴衆としても、
音楽と向き合っていくのが楽しいというかニコニコ

今回は
今、お話ししたい自分の考えを話したけど、
数年後はまた違う考え、というかその先に進んでいると思う。

演奏して出てくる音は
形のある物質ではないので、
空気感、温度で変化していく
生ものなのです!

その時、
人それぞれの感性で「いい!」ってかんじればそれでいいんです。


このテーマって、
「幸せな生活ってどんな?」
いう質問と同じように思いました。

日下さんが言ってた
自分が幸せと感じる条件のうち、

お金!は、
音楽でいうと演奏技術だったり!?

ないと困るけど、それだけがたくさんあったって
幸せに感じられなかったり、
上手いだけで心に残るいい演奏ではなかったり。

たとえ演奏技術が誰かと比べて少し劣っていても、
いい演奏ってたくさんあります。
子どものピアノの発表会でも
プロよりいい演奏ってたくさんあると思う音譜

家族!は、
演奏でいうと共演者かな?
家族がいても心がバラバラだと満たされない、幸せにかんじられないけど、
アンサンブルで共演者と表現したいものがリンクしていったり、リハーサルしながら相手の音からいろんなことを感じ取れるようになってくると
いい演奏に近づきます。


クラシックの場合は、
作曲家の残した数百年も前の作品を
世界中の大勢の人達が演奏するから、
演奏技術で、いい演奏かどうかを比較しがちだけど、

自分が楽曲と真摯に向き合って、

どこで、どんな人のために、
どーいう思いで演奏するか、
っていうところは、
柔軟性をもって、

常に新鮮な気持ちでいることも
大切にしています。


聴く側の感性
楽曲のメッセージ
演奏者側の感性

この3つの心がリンクしたと感じるときに、
いい演奏

と言えるのかな、って思います。

そういう意味で、
リスペクトする演奏家、2/19武良静枝フルートコンサート2016でご一緒させていただく、
金子鈴太郎さんのこともエピソードを交えて紹介させていただきました。

オンエアでは、
ピアノの須藤千晴さんとの
♪ブラームス作曲
チェロソナタ第二番 第一楽章もかけましたよ!

私の大好きなチェロ作品ベスト3に入る曲~(^^)
(たぶん1位かも!くらい!!)
いかがでしたか?


ところで今日は
パーソナリティ南さんと、
洋服の色が完全にかぶりました!!(笑)
photo:01

お互いびっくり!
笑っちゃいそうになりながら、
生放送してきました(^^;)