渡辺美里さん(以下、美里)のコンサート「渡辺美里 39th Anniversary in 大阪 新歌舞伎座」公演に行ってきました~。
そのタイトル通り、39周年を迎え、40年目に入った美里の周年イヤースタートを告げる公演。
通常のコンサートやツアーと異なり、
- キーボード…真藤敬利
- パーカッション…ラムジー
- スペシャルゲスト…押尾コータロー
そして美里と4人体制でのスペシャル公演。
最初に書いておくと、物凄く、グッと音が迫ってくる内容でした。
それでいて、ちょっとした物足りなさも感じた公演。
1曲目から、スペシャルゲストの押尾さんが出ている状態(と言うか、結局、最後までいらっしゃって全然、ゲストと言う感じはしませんでしたけれど)。
押尾さんの唯一無二のギターサウンド。
そこにラムジーさんの変幻自在のようなパーカッション。
そして真藤さん。
いや、音が重なり合って、音が迫ってくる感じしかしない。
4人編成と言う少人数での公演でしたが、全然、そんな感じがせず、音の厚さに幅。
素人のボクでも伝わってくる感じ。
特に個人的には、「鼓動」が良かったなぁ…と。
あまりツアーとかでは歌われなさそうな曲ではありますが。
で、後半は一気にボルテージを上げて、総立ち状態。
新歌舞伎座は初めての小屋でしたが、距離感もちょうどよく、熱い構成に。
ただ個人的にはこの2部構成が必要だったのかな?と言う感じ。
折角、押尾さんがゲストなんだし、じっくり聴かせる公演でも良かったのかも…と。
ただ観客的には、周年イヤーを飾るコンサートだし弾ける展開を期待していたと思うし、ボク自身、それを期待していたのですけれどね。
なので、わざわざ周年イヤーのスペシャルコンサートでやる必要があったのかな…と言うのが、正直な感想。
どっちつかずになってしまったのでは…?と。
ただやっぱり盛り上がったのは、事実だし、それがなければ、物足りない感じがしてしまうのも事実なんですけれどね。
ま、通常の盛り上がりは、これから控えているツアーで…ってコトなんでしょうね。
大満腹。
ただ求めていたのは、やはり初めから弾けるコンサートだった…と言う感じなだけ。
以下、ネタバレセトリ。
- 10years
- I'm Free
- 悲しいボーイフレンド
- さくらの花の咲くころに
- いつかきっと
- 素顔
- 鼓動
- My Revolution
- Steppin' Now
- サマータイムブルース
- IT'S ALL RIGHT!
- サンキュ
- ここから
- BITTER☆SWEET ROCK 'N' ROLL
新曲のBITTER☆SWEET ROCK 'N' ROLLが初生公開になった公演でした。
ってか、初演奏なのに、既にアレンジが効いたバージョンですけれどね。
7曲目までは全てMCありと言う感じなので、14曲と言うコンパクトな公演に。
39周年。
1曲目の10yearsの“あれから10年 この先10年”。
その2倍になる長さ。
その間、ずっと歌い続けてこれると言うのは、スゴイ話。
改めて感謝。
そしてこれからも。
そんな気分でいっぱいでした。
さ、ツアーはどこに行こうかなぁ…