Jリーグ・J2からJ1への昇格プレーオフの決勝“東京ベルディvs清水エスパルス”戦が国立競技場で行われた結果、1-1のドローで、リーグ戦年間順位で上位だったベルディが、来季のJ1への切符を手にした。
あのベルディがJ1に帰って来るのか…
ホント、そんな気持ち。
しかも相手が清水。
いや…
おじさんとしては、もうどちらも勝ってJ1に上がって来てほしくなるような対戦カードな訳だけれど。
ベルディのJ1昇格は16年ぶり。
あのJリーグ開幕後は、憎たらしいぐらいに強かったベルディが、まさか16年もJ1の舞台から遠ざかるなんて、思ってもいなかった。
未だに現役のカズを筆頭に、サッカーを知らない人でも知っているスター選手がズラリと揃っていた。
ボク個人としては、あまりにも強すぎたコト。
そしてやはり当時は関西に住んでいたコト。
さらに言えば、現ガンバにご縁があったコトから、当時は、どうしてもベルディを応援する気持ちにはならなかったけれど。
まぁ、その頃と比べると経営体制も大きく変わったし、全く別のチームと言っても過言じゃないとは思うけれど、それにしても16年か…
長いよね。
生まれた子供が高校生になるレベルだから、そりゃ、ベルディ黄金期を知っている世代なんて、とっくにおっさんと化している訳だわ。
逆に言えば、よく運営側が腐らずにやって来たな…と言うレベル。
もちろん、J2だってプロ組織なんだから諦めるコトが許される訳でもなく、J2はJ2で日々、ゲームが続く訳だし、ファンもいる訳だけれども、やっぱりJ1で頂点を極めた時期と比べてしまったコトだってあるだろう。
読売・日テレが経営から手を引いた後は、経営難が続き、資金が底を尽きそう…と言う年が何回かあった訳で、選手を招聘したくても資金繰りで呼べないと言う時期も長かっただろう。
J2でも18位や20位と言う順位に落ちたコトもあるし、ホント、ここまでよく粘ったなぁ…と。
古豪。
まさにその代表格な訳で、正直、緑のあのユニフォームがJ1に戻ってくるのは、嬉しい。
別にファンじゃないけれど、素直に嬉しい。
昇格イヤーの戦いは、なかなか厳しいモノがあると思う。
特にJ2でも3位だった訳だし、資金難が完全に解決された訳でもないですしね。
でも、楽しませて欲しい…と、素直に思えるかな。