「ヤマト運輸」が、「日本郵便」と業務提携するとのコト。
具体的な提携の内容としては、ヤマトのネコポスを2024年10月から順次、クロネコDM便を2024年1月31日に終了。

ネコポスは、日本郵便のゆうパケットを活用した“クロネコゆうパケット”(仮称)として取り扱いを開始し、ヤマト運輸で荷物を預かり、日本郵便の配送網で配達を開始。

クロネコDM便は、日本郵便のゆうメールを活用した“クロネコゆうメール”(仮称)として取り扱いをし、ネコポス同様、ヤマト運輸で集荷、日本郵便が配達と言うスタイルに切り替わるとのコト。

 

運輸業界では慢性的な人手不足。
そこに配達量の増加。

さらに法的な規制が入り、2024年問題と呼ばれる危機が迫っている中で、ヤマト運輸は日本郵便と組んで乗り切って行こうと言う感じなのだろう。

 

逆に自社の商品を下ろしてまで対応しなければならなくなっているとも言えるのかも。

 

個人的には、非常に残念なニュースだったり知る。

逆だったら、めちゃめちゃ喜ぶんだけれど。

と言うのも、我が家に配達に来て下さる配達員の方で、日本郵便の方が最も使えないから。

ポストイン可能な商品ですら、ポストインして行かず、毎回、不在通知が入ると言う有り様。

雑誌1冊でもTシャツ1枚でも、ほぼ100%、不在通知。

郵便局の窓口にお伺いしてみると、“配達員の判断なので~”とあしらわれるのだけれど、不在がちなのを分かっているからポストイン可能な商品を選んでいるのに、必ず持ち帰ってしまうと言う不便さ。

 

配達日数がやや遅めと言うのは仕方がないし、自分が早く頼めばいいだけの話なのだけれど、この不在と言うのだけは頂けない。

 

まぁ、日本郵便と言うよりも、単に我が家に来る人の問題なんだけれど。

 

逆に、クロネコ・佐川は問題なくスムーズなんですよね。

 

ってか、そんなに再配達したいの?と言う感じでしかない。

 

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まぁ、我が家の事情は置いておいて、民間のヤマトが公営あがりの日本郵便に委託をしなければ、もう間に合わなくなったと言うコト。

これはやっぱり色々と考えなければならないんでしょうね。

 

これからさらにラストマイルを巡って、配達員の争奪戦が起きる可能性が高い。

スーパー各社も、自社配達網を広げている会社が多いし、フードデリバリーも依然として存在しているし。

 

人。

それをどう確保していくのか。

それは物流だけの話ではないけれども、やはり物流の現場が一番、急を要するように思う。

ってか、日本のサービス業って、人の確保をもう少し真剣に考えた方が良いし、そう言う風潮に世の中が鳴って行くべきなんだとも。

とかく日本って、サービス業に対して、求めるものが高いのに賃金は低く、顧客からの目線も上からですからね。

せめて求める水準以上の接客やサービスを受けたのであれば、チップを弾む習慣が、ある程度、起きればいいのに…とすら(そうなると、時給が最低時給に沿ってしまう悪影響もあるかな?)。