週末の土・日曜日になると毎週のようにウインズ,競馬場,ネット投票で馬券を買っていた生活から足を洗って(?)15年ほどになり,馬券を少額買うのも「ダービー」と「有馬記念」だけになってしまった。TVで競馬中継を見ても馬はもちろん,騎手の名前も半分ほどは馴染みがないのだが,それでもレースが始まるとやはり競馬は楽しい遊びだということを実感させられるのだ。
今年も来る5月28日に東京競馬場で「日本ダービー」が行われる。これからネットで情報収集に精を出すつもりであるが,現在のところ「皐月賞」の勝ち馬の名前しか知らない状態である。
初めて「日本ダービー」を見たのは1988年の第55回ダービーで,優勝したサクラチオノオーの小島太騎手が2度目のダービー制覇を果たしたのだった。もちろん,当時はそんな知識はなく,当時付き合いのあった2人の友人に競馬に関することをいろいろ教えてもらいながらの東京競馬場であった。(今は彼らとの付き合いもなくなったのだが,どうしているのだろうか…?)その後20年間ほど私はすっかり競馬の魅力に取り憑かれて完全に嵌まってしまい,毎週末に馬券を買うようになっただけではなく,ネット上で知った競馬の達人の競馬理論に心酔してその人を私淑するようになったり,また競走馬を所有するクラブ法人の会員になったりもして,数十万円のお金で馬主気分を味わったりもするようになったのだが,だんだん予想をする行為が予習・復習という受験勉強のような気分になってきて,結局競馬から離れてしまったのである。
しかし,「鉄火場」という言葉があるように,競馬場には日常空間では味わえない「祝祭空間」という雰囲気があり,一度は行ってみるのも悪くはないのではないだろうか。まあ,それはともかく,今年のダービーを制する馬は…?う~ん,今知りたい。(笑)