中山鍼灸治療院 トレーニング義塾の中山です。
トレーニングでお悩みのジュニアアスリートのあなたに、今日もトレーニングに関するアイディアやヒントをお届けしていきます。
先日、高校野球のピッチャーの球数を100球に制限するというニュースがありました。
ただこれは新潟県の高校野球連盟が発表したので、新潟県の春の大会で実施されるということです。
高校野球に詳しくない方には馴染みがないかもしれませんが、春の大会って直接甲子園につながる大会ではないのです。
いわゆる春の甲子園大会は前年の秋の大会の成績で選ばれるんですね。
新潟県高校野球連盟のこの試みにたくさんの意見が出ています。
賛成の意見も反対の意見もあります。
「球数制限をしてしまうと部員数が少ない公立の学校が不利に・・」
「ピッチャーの身体を守るためには必要だ!」
などなど・・・。
以前から野球ではピッチャーにかかる負担の大きさが問題になっていました。
これをいかに軽減していくのか、ずっとずっと議論されていましたが、明確な対策が十分されていません。
そんな中、「球数を100球に制限する」と言い出すことはすごく勇気がいることです。
正直100球以内であればピッチャーが肩、肘を壊さないという医学的根拠はありません。
それでも、「どうしようか?どうしようか?」と何もせずにボヤボヤしているより、それに一石を投じた新潟県高校野球連盟はずごいな、と思います。
実際に100球に制限することで何が起こるのか、ということは今後の課題になります。
それを恐れて何もしないのか?そうじゃなくて実践してみて出てきた問題に立ち向かうのか?
どちらが前進しているかは明白ですね!
ほかの競技でも同様に、今まで誰も手を出したことのないルールの改正や今までの慣例を変えていくってことは、やってみなければ分からに部分が多いわけです。
もしやってみてそれが改悪であるならば、もとに戻すなり、みんながやりやすいようにまた変えればいいんです。
野球では「何かを変えよう」って言いづらい雰囲気ができあがってます。
それを変えよう!って、Tryしよう!ってほんとすごいです!!
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中山 哲治