おはようございます!


先日は「夏休みキッズダンス短期教室」

お知らせをしましたが、

高校1年生の息子も21日から夏休みカキ氷すいか朝顔

 

「7月中に1回は江の島行きたい」そうです。

 

 

湘南に憧れているわけではなく、

幼少期から可愛がって頂いている、

 

親戚のような水泳の先生(私の元上司)に

会いに行きたいんです。

(と、母は思っています)

 

よく思春期は、特に男子は、

家で殆ど喋らない。。。と聞きますが、

 

我が家は毎日会話があり、

体当たりコミュニケーションがあり、

コンディショニングでスキンシップがあります。

 

昨夜は私が読んでいた詩について

感想を求めてみました。

 

子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)

 

「子は親の鏡」

 

けなされて育つと、

子どもは、人をけなすようになる

 

とげとげした家庭で育つと、

子どもは、乱暴になる

 

不安な気持ちで育てると、

子どもも不安になる

 

「かわいそうな子だ」と言って育てると、
子どもはみじめな気持ちになる

 

子どもを馬鹿にすると、

引っ込みじあんな子になる

 

親が他人を羨んでばかりいると、

子どもも人を羨むようになる

 

叱りつけてばかりいると、
子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

 

励ましてあげれば、

子どもは、自信を持つようになる

 

広い心で接すれば、

キレる子にはならない

 

誉めてあげれば、

子どもは、明るい子に育つ

 

愛してあげれば、

子どもは、人を愛することを学ぶ

 

認めてあげれば、

子どもは、自分が好きになる

 

見つめてあげれば、

子どもは、頑張り屋になる

 

分かち合うことを教えれば、

子どもは、思いやりを学ぶ

 

親が正直であれば、

子どもは、正直であることの大切さを知る

 

子どもに公平であれば、

子どもは、正義感のある子に育つ

 

やさしく、思いやりをもって育てれば、
子どもは、やさしい子に育つ

 

守ってあげれば、

子どもは、強い子に育つ

 

和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世はいいところだと

思えるようになる

 

ドロシー・ロー・ノルト

『子どもが育つ魔法の言葉』より

 

この詩は

親子に限ったことではなく、

「人を育てる」という意味では、

 

会社の部下、上司、

教師と生徒、

監督・コーチ、選手 

 

などにも、当てはまることが

たくさんあると思います。

 

実際、この詩は

私の指導現場でとても生きています!

 

もう一つ、抜粋。

 

人間は、その人が何を持っているかで
その価値が決まるわけではありません。
子どもは、親が自分が自分ゆえに愛してくれる姿から
大切な価値観を学ぶのです。


子どもが大きくなってから、親が、さあ時間ができたと、
子どもに向かい合おうとしても、子どもは、
もうそんな親は必要とはしなくなっているものです。
子どものために時間を作るなら、
子どもが小さいころからそうしなくてはならないのです。


親としていちばん大切なことは、
子どもになにを言うかではありません。
また、心の中で何をおもっているかでもありません。
子どもと一緒に何をするか、なのです。
親の価値観は、行動によって子どもに伝わるのです。

 

2段落目。。。

わぁ~ 胸が痛い!!!

 

息子が小さい頃は

朝から晩まで、働いて、働いて。。。

 

毎晩の読み聞かせや子守唄も、

私が先に寝落ちてしまう。

 

母子家庭だから。

という免罪符を使ったとしても

 

息子のための時間なんて、

一日に2、3時間あるかないか?

 

さぁ、時間ができた!のは、

小学校高学年。

ん~

 

なんてことを思いながら、

 

「この詩を聴いて何を想う?」

と尋ねると・・・

 

「はん、そんなのはね、全て自分次第!」

 

「親がどうこうとか、環境のせいにするのは、

所詮、甘ったれた奴の言いわけ!」

 

バチッとピシッと言い放った!

 

うぉ~~ 高校1年生!

達観してるね~

 

母には救いの言葉です。

ありがとう!

 

体も心も、ちゃんと成長している。

強く、たくましく!

 

・・・・・

・・・・・

・・・・・

 

子育て本などの書物を読むと、

「そうか。そうすればいいのか」

と助けになることもあれば、

 

「これでよかったのね」

安心材料になることもある。

 

反対に

 

「私ってダメな親・・・」

「どれ一つ、出来ていない」

 

悲観的になり、

罪悪感でいっぱいになることもある。

 

でも、

 

そんな感情を持つ必要は、

ないんじゃないかと思う。

 

本に書いてあることが全てじゃないし、

子育てに正解も、不正解もない。

 

家庭それぞれの事情だって違う。

土地柄、地域性もあるでしょう。

 

親はみな、

自分の置かれている状況がどうであれ、

 

子どもに しあわせ になってほしい。

この世はいいところだ!

と、希望を持って生きてほしい。

 

そう願い、育てているはずです。

 

イライラして子どもに当たることもある、

理不尽なことで怒ってしまうこともある。

 

強くいようと思っても、

弱音を吐いてしまうことも、泣くこともある。

親だって人間だもの(By:みつお)

 

注「せんだみつお」ではありません。

 相田みつおさんの方ね。

 

感情をぶつけてしまったとしても、

見せてしまったとしても、

それが「悪」なわけではない。

 

自分の胸に手を当てて

「ひどいこと言っちゃったなぁ」と思ったら、

子どもに素直に謝ればいい。心から。

 

一つだけ私が気を付けていること、

学んだことは

 

「あなたが悪い!」

「あなたが、こうだから!お母さん大変!」

 

のような言い方をすると

 

「ぼくは悪くない!」

「お母さんだって!」

 

子どもは反論したくなります。

 

素直に聞き入れてもらうには

 

「あなたが〇〇だとお母さんは悲しいよ」

とか

「こうしてくれると、助かるよ」

という風に

 

自分を主語にして感情を伝えることです。

伝え方は大事ですね。(経験論)

 

子育て本や育児書が全てではないにしても、

ヒントになることが満載なのは確かです。

 

そういう意味では「子は親の鏡」は、

私の欠陥だらけの子育てに

勇気や元気を与えてくれた詩でした。

「全ては自分次第!」

「親や環境のせいにするのは言いわけ!」

 

と言い切れる息子に育ってくれたのは、

母子家庭故に、

親以外の色々な大人が関わって、

 

様々なものの考え方や

人生観に触れる機会に恵まれたこと。

 

たくさんの大人が自分を大事にしてくれたこと、

母が常に側に居なくても、

守られているんだという安心感があったこと。

 

本気で叱ってくれたこと、

本気で愛してくれていること。

 

母は常に

「自立した人間になりますように!」

「自分を信じ、愛せる人間になりますように!」

と願い、想いを伝えてきたこと。

 

これら全てがあいまってのことだと思っています。
 

息子のあの発言は

 

母に負い目や罪悪感を抱いてほしくない。

ぼくは、十分しあわせだよ。

 

というメッセージだと勝手に受けとめています。

 

 

努力とか、根性とか、忍耐という体育会系の精神論に

いつも反発していた息子が美術の時間に作った作品です。

 

(何だかという技法を使って網の上からブラシで擦ったんだとか)

 

正直、息子がこの文字を選んだことに驚きましたが、

母の魂の叫びは、時間をおいて息子の心に届いたようです。

 

「努力に勝る天才なし!」

 

息子自身も、中学校の部活動、高校受験、そして今も、

 

「やればできる!」を繰り返す中で

ちょっと面倒くさそうな「努力」というものの大切さと

 

そうすることで得られる自信や充実感を感じているからこそ

出てきた言葉なのでしょう。

 

親の背中を見て育つ。

 

「全ては自分次第!」と言ってくれる息子ですが、

それでもなお、

たゆまず努力をし続ける母であろうと思います!

 

 

長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。

今日も素敵な一日を!!

 

お母ちゃんトレーナー

キッズダンスインストラクター

指田 知美