<2026年熊本地震>被災した古里のため、涙を拭いて 八代市・八代白百合学園高写真部、写真甲子園で優秀賞

熊本日日新聞 2026年8月19日 18:00

 

<2026年熊本地震>被災した古里のため、涙を拭いて 八代市・八代白百合学園高写真部、写真甲子園で優秀賞|熊本日日新聞社 配信より

 

八代白百合学園高写真部の部員たち。若狭奈央さん(前列左から3人目)、吉永花音さん(同4人目)、荒坂眞妃さん(同5人目)が写真甲子園に出場した=17日、八代市

 「こっちは心配せんでヨカ。晴れ舞台、がんばってきなっせ」。7月28日から全国高校写真選手権大会(写真甲子園)に出場した八代市の八代白百合学園高写真部。生徒たちは古里を熊本地震が襲い不安を抱えつつも、家族の言葉を支えに、優秀賞を獲得した。

 大会常連校の同部。今回は3年の若狭奈央さんと2年の吉永花音さん、荒坂眞妃さんが九州・沖縄ブロック代表として出場した。会場の北海道東川町に28日に到着した3人は、開会式後のバスの中で最大震度7の熊本地震を速報で知った。やっとつながった電話で家族の無事が分かり、バスを降りた瞬間、泣き崩れた。

熊本地震で被害を受けた八代白百合学園高写真部の部室。棚は傾き、写真機材などが散乱した=3日、八代市(中西琢也顧問提供)

 「私たちの頑張りが熊本の励みになれば」と涙を拭った。東川町民も「応援してるよ、元気出してね」と、快くコンテストの被写体となってくれた。結果は3位相当の優秀賞。「悔しさはあるけど、力は出し切った。いろんな人に支えられ、かけがえのない経験になった」と口をそろえる。

 31日の表彰式を終え、今月5日までに八代市に戻った3人。断水などの被害はあったものの、自宅は何とか住める状態だった。ただ亀裂が走る道路や倒壊した家々が点在し、見慣れた景色は一変していた。

地震で被害を受けた自宅の倉庫を撮影した八代白百合学園高の写真部員(右)=7日、八代市

 校舎に大きな被害はなかったが、部室のパソコンやプリンター、写真機材などが床に散乱。中西琢也顧問(66)が片付け、部活は6日に再開した。「すごい、やったね」。3人を出迎えたのは、明るい表情の同級生や後輩たちだった。若狭さんは「みんな被害を受けているのに、受賞を喜んでくれて…本当にうれしかった」と話す。

 八代の風景や人々の営みを記録してきた3人。「被災者の人たちの心情を思うと、カメラを向けるのは心苦しい。でも、街も人も少しずつ元気になっていく姿を、時間をかけて撮っていけたら」。大好きな古里をファインダー越しに見詰め続ける。(小野宏明)

写真の選定作業をする八代白百合学園高写真部の若狭奈央さん=7日、八代市

 

 

私のコメント :  令和8年8月21日、日系メーカーが強い分野の一つがCTやMRIといった画像診断事業だ。技術が生かせる領域であり、しかも国内は他国に比べて医療機関の数が多く設置台数を伸ばしやすかったため、日本勢に“地の利”があったとみられる。かつては東芝や日立製作所などエレクトロニクス大手が CTやMRI を担っていたが、現在は買収攻勢で事業を拡大したキヤノンや富士フイルムが市場をけん引している。