質問「同居する姑の利己主義が子どもに影響しないか心配です」 - 我知(がち)ーお坊さんに聞いてみる(2026年8月13日)
8/13(木) 0:10 奈良新聞 配信より
質問「同居する姑の利己主義が子どもに影響しないか心配です」 - 我知(がち)ーお坊さんに聞いてみる(2026年8月13日)(奈良新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
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(写真:Nara newspaper)
【質問】
同居しているお姑(しゅうとめ)さんが、利己主義で困っています。近所でも評判悪いです。
子どもたちにも我慢させている事も多いです。基本的に下校後、休日は友達と遊びに行くこともダメ。
私は半分諦めて、お姑さんに付き合えますが、子どもたちがどうもおばあちゃんのことがどんどん嫌になってきています。
下の息子はおばあちゃんが自分の目の前で触った物に絶対触れたくないと言います。
基本的には関わらないように伝えていますが、複雑な家庭環境が、将来子どもに影響しないか心配になります。
しゅうとさんは何年か前に亡くなり、主人は単身赴任です。
だからお姑さんに誰も何も言えません。
(40代女性)
【回答】 堀内瑞宏(秋篠寺住職)
【我知なヒント】
未来の不安を減らすのはいつだって今の行動 とにもかくにも今回の相談文の前提として、単にお姑さんが利己的なだけなのか、それとも介護等の制約のある上での話なのかが気になるところです。
もし後者であるなら、家にお姑さんを一人にしておけないなどの理由で家族や周囲に与える影響が大きい問題とみることもできるので、地域の福祉機関に相談し、プロの意見に耳を傾ける方法もあるでしょう。
しかし前者の場合、お姑さんの行動を変えることができないことも含めて解決することは難しいと思われます。その理由として質問者さまは大きな勘違いをしています。
「複雑な家庭環境で育った子どもたちの将来に影響しないかを心配している」とのことですが、
気付いていただきたいのはその心配は将来の話ではなく、もうすでに今起きている話であるということです。
子どもたちから見た今の相談者さまは、祖母が何かと自分たちに干渉してきて困っているのに「助けてくれない母親」なのです。今のまま時を経た未来で「あのとき助けてくれなかった母親」となったとき、謝るにせよ誤解を解くにせよ、子どもたちはこの状況を「全力を尽くした」結果とみなしてくれるでしょうか。
お姑さんに誰も何も言えないと考え、自分は半分諦めて、そのしわ寄せが今の子どもたちに影響を与える中、改めて自問してください。「自分は何を守りたいのか」。ご主人の母親に付き合わなければならないことと、子どもたちの母親であろうとすることの両方をこなせないというのなら、守りたいモノを選び行動してください。
例えば、子どもたちが独り立ちして家から出られるようになるまでというように期間を決めてでも、あなたが守ると決めたもののために全力を注いでいただきたいのです。それが新たな苦痛の旅の始まりであったとしても終わりを見据えて行動する、それが将来に影響が出ないかという心配の解消法への近道になるのではないでしょうか。
最後に。事情はあれども、地球の反対側とも話ができるようになったこの世界で、俗世坊主の暴言を言わせていただきたい。
「父親、あなたはいったい何をしている」
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【回答者】 興福寺 辻 明俊さん 金峯山寺 五條 永教さん 秋篠寺 堀内 瑞宏さん
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最終更新:8/13(木) 0:10
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