自民党は比例で追い風強まる、中道改革連合は批判票取り込めず…衆議院選挙終盤情勢
読売新聞 配信より
衆議院選挙:自民党は比例で追い風強まる、中道改革連合は批判票取り込めず…衆議院選挙終盤情勢 : 読売新聞 配信より
傍田光路
読売新聞社が3~5日に実施した衆院選の終盤情勢調査では、比例選(定数176)でも自民党が勢いを増しており、そのあおりを受けて野党は厳しい戦いを強いられている。野党第1党の中道改革連合は序盤調査より勢いが落ちている。
(傍田光路)
中道改革は、序盤で予想された40議席台後半が、40議席台前半にまで落ち込む見通しとなり、2024年の前回衆院選で立憲民主党と公明党が獲得した計64議席を下回る可能性が強まっている。内閣不支持層からの支持は5割弱で序盤とほぼ同じ水準にとどまり、政権批判票の取り込みが進んでいない。
中道改革は、公明から参加した前議員ら28人を全11ブロックの上位で名簿に登載した。重複立候補している立民出身者は小選挙区で落選した場合、比例復活当選に向けて少ないパイを争う形となる。中道改革内では「大負けしたら誰かが責任を取らないといけない」(若手)との声が出ている。
国民民主党は前回選(17議席)並みが見込まれた序盤と同様に、各ブロックで1~2議席を獲得する見通しだ。野党の中では、18~39歳の支持が1割半ばと高く、同党の玉木代表は5日、さいたま市での街頭演説で「ここからが勝負だ」と力を込めた。
参政党は前回選(3議席)から伸長し、2桁台もうかがう。チームみらいも序盤から支持を拡大して同様の勢いとなっており、南関東と東京の両ブロックで複数議席を獲得しそうだ。共産党は前回選(7議席)を下回りそうで、日本保守党は近畿ブロックで1議席を固めつつある。れいわ新選組と減税ゆうこくも議席を獲得する可能性がある。
一方、自民は前回選(59議席)から大きく伸ばし、05年の「郵政解散」で獲得した77議席を超える勢いだ。各ブロックで約3割~4割弱の支持を得ており、いずれも序盤より支持を拡大して他党を引き離している。
無党派層からの支持も1割強と、中道改革に並び、立民に大きく引き離されていた前回選の状況から一変している。幅広い年齢層に浸透しているのが特徴で、18~39歳からの支持は約3割で、国民民主を抑えてトップだ。
日本維新の会は2桁台に乗せる可能性が高まっている。大阪府を含む近畿ブロックで前回選並みの約2割の支持を集めるものの、約3割の自民に離されており、前回選(15議席)には届かない可能性がある。
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