緊急着陸の三沢F35A 帰還めど立たず/青森空港
Web東奥配信より
緊急着陸の三沢F35A 帰還めど立たず/青森空港(Web東奥) - Yahoo!ニュース 配信より

青森空港に緊急着陸し駐機する航空自衛隊三沢基地所属のステルス戦闘機F35A=17日午後4時10分ごろ
ステルス戦闘機F35A2機が相次いで青森空港に緊急着陸した。
1機に何らかのトラブルがあり、もう1機も安全確保のために着陸した。
原因は不明。
この影響で同空港発着の民間機2便に遅れが出た。
F35Aの三沢基地への帰還のめどは立っていない。
同基地や県港湾空港課によると、2機にはそれぞれ1人ずつ搭乗しており、けがはない。
防空戦闘訓練のため午前11時半ごろに三沢基地を離陸し、
北西におよそ310キロ進んだ日本海上でトラブルが判明。
同基地より近い青森空港に緊急着陸した。
安全確認のため、青森空港の滑走路は10分ほど閉鎖され、午後0時55分ごろに運航を再開。
日本航空とフジドリームエアラインズの計2便に最大20分の遅れが出た。
民間航空機に影響のない誘導路を一部閉鎖し2機を駐機。
同基地は機体整備のため、隊員を現地に派遣した。
同空港には午後4時ごろにバスや乗用車に乗った自衛隊員が到着。
隊員十数人が機体の操縦席や胴体などを見て回った。
閉鎖は18日午前7時半までの予定。
同基地の報道担当者は東奥日報の取材に
「原因の調査や必要な修理を終え次第、速やかに帰投する」と話した。
三沢市は17日、同基地に対し再発防止や安全確保などを要望した。
同基地のF35Aは2024年6月にも青森空港に緊急着陸している。
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